中等部の1年から3年までの総合的な学習の時間に、高齢者の疑似体験、障がい者や支援者による講話、フィールドワーク、地域交流マップ作りなどを行います。さまざまな「体験」を通じた「共感」や、「新たな視点」を得ることで、探究のテーマを発見し、深く探究する力を養います。
探究者 ― Inquirer ―
を育てる学習
中等部3年で、英語基礎力が身についた希望者は、10週間(7月後半〜9月末まで)、ニュージーランド北島の公立学校に各校2名、ホームステイをしながら現地の生徒と一緒に学ぶ短期留学制度があります。日本の学校とは異なる教育環境で学んだ成果を、帰国後に全員が英語で報告発表します。
高等部2年の夏期休業中に、多方面の行き先から各自が選択して、研修旅行に出かけます。科学の学びをするオーストラリア・ブリスベーン、英語の学びをするカナダ・ヴィクトリアや、オーストラリア・シドニー、アジア(マレーシア・カンボジア)の他、北海道・東北方面のコースがあります。
1年間(10ヶ月以上)海外の高校に留学する場合、留学期間中の単位を認定する制度です。本校ではオーストラリア・ブリスベーンの州立高校に、英語能力に応じた学年に所属する留学について、東京都私学財団の支援金を利用できる制度を設けています。
文部科学省が、企業からの支援を受けて主催している留学プログラムです。生徒自身が留学の内容などを企画し、審査に合格すると一定の留学費用が支援される制度です。2015年の開設以来、本校では11年間の累計で25名が採択されています。
ハーバード大学同窓会が、高校2年生の優秀な生徒で、課外活動や国際協力に高い関心を持ち、リーダーシップを発揮した者に、賞状と英語の本を贈呈する取り組みです。世界で約2千の高校が参加しており、本校は2013年より対象校となっています。
本校は1964年(半世紀以上前)に、生徒を海外に派遣する制度を始めた国際教育先進校です。長い歴史を通じて培ってきた海外交流校が世界に広がっています。それらの海外交流校の生徒たちが本校を訪れる、多くの「国際学校交流」の機会があります。
国際対話力のベースとなる英語力。その英語検定資格の到達度を高めることに全校的に取り組んでいます。2024年度の中等部3年は70%が準2級以上、高等部3年は75%が2級以上を取得しています。