大学説明会、進路ガイダンス、進路個別面談、探究ワークショップ、課外学習などを通して、将来の進路を主体的に考えていく啓発的な進路指導を行います。国公立大学や難関私立大学への高い目標を保ちながら、北里大学への内部進学や海外大学進学なども実現できるように、将来の大学教育に対応できる真の実力を育んでいきます。
2026年度大学入試より、北里大学への内部進学が開始されます。北里大学の医学部、薬学部、獣医学部の6年制の学科を始め、看護学部、理学部、海洋生命科学部、医療衛生学部、健康科学部、未来工学部(データサイエンス系)の全9学部、18学科のすべてに内部進学が可能となります。
また、北里大学の教育や人材、施設、設備などのあらゆるリソースを共有することで、とくに医療・生命科学系への進学希望者には、大学教育の早期履修や海外留学、大学院進学、キャリア実現などの可能性が大きく広がっています。
約50の国公私立大学による「大学合同説明会」を年間3回に分けて開催しています。また2025年から、北里大学の全学部の学部長などによる大学説明会を開催しています。大学学部の特徴や大学生活について質問することもでき、進学意欲を高めるよい機会になっています。
進路情報に関する多様な活動をしています。中学・高校の各学年で行う体系的な進路ガイダンスの他に、高校では、大手予備校による最新の入試動向や効果的な学習法などに関する情報提供。また難関大学や医学部に特化したガイダンス、卒業生によるアドバイスなどを計画的に実施しています。
生徒一人一人の進路目標や課題を解決にするために、各学年で進路個別面談を多数回にわたって実施しています。また、学年別の父母の集いを5月と10月(高3は4月と9月)の年2回開催して、進路情報を提供するとともに、生徒・保護者・教師の三者による共通理解を深めています。
例年11月頃に、グローバルウィークと称する探究ワークショップを行なっています。様々な分野の大学や企業などの専門家により、近年では60〜90のワークショップ講座が開催され、将来の大学や社会における研究活動やキャリアへの関心を高めることや、理解を深めることにつながっています。
中学では、課外学習としての「サポート学習」があります。本校が系統学習として重視している英語や数学、国語の3教科の補習を、生徒の自主的参加を基本として実施しています。
高校では、大学入試に対応するための課外講座・講習を、高2の3学期以降の放課後や長期休業期間に行い、本校教師および外部講師、卒業生の学生チューターからなる『チーム順天』で受験指導を実施しています。
進路指導では、目的意識・適格意識・実現意識のモチベーションを高めるため、各学年で進路探究的なテーマを設けて、一人一人の進路の可能性を高めるように取り組んでいます。また、海外大学進学や内部大学進学をめざす生徒に向けたサポートを、インナーインターやインナーサイエンスの開発部門がサポートしていくことにしています。
1学年 目的意識を高める▶︎よりよい人生を探る
2学年 目的意識を高める▶︎よりよい仕事を探る
3学年 適格意識を高める▶︎よりよい自分を創る
1学年 適格意識を高める▶︎学問系統を探究する
2学年 実現意識を高める▶︎学部学科を探究する
3学年 実現意識を高める▶︎大学進学を実現する
海外大学への進学をめざす生徒には、校内のインナーインター(帰国子女や留学生などのコミュニティ)の開発部門が、海外大学進学の専門機関と協力してサポートします。
内部大学(北里大学)への進学をめざす生徒には、探究学習や進路学習などで、北里大学と連携したインナーサイエンス・プログラムを、校内の教育支援センターが共同開発します。