21世紀のグローバル社会で活躍するには、広い視野と高い理想をもって、さまざまな課題を主体的に、多様な人々と協働して解決する真の学力や人間性が必要です。そのために、学び方と生き方を大切にする教育方針の下で、3つの基本的な資質・能力( 創造的学力・国際対話力・人間関係力)を育みます。
真の学力とは、これまでの大学入試などで求められていた確かな知識力だけではありません。持続可能なグローバル社会が求めているのは、未知の問題の解決策を見いだす思考力や、新たなイノベーションを世界に向かって発信できる、創造的学力です。
真の人間性とは、これまでは個性重視の価値観の下で、個人の生き方を追求することを中心に進められていました。しかし複雑化しているグローバル社会が求めているのは、多様な世界の人々との国際対話力や、立場を超えて協働できる人間関係力です。
―2026年より「北里大学附属順天中学校・高等学校」へー
本校は1834年(天保5年)、和算家であった福田理軒が、建学の精神「順天求合」(自然の摂理にしたがって真理を探求する)の下で創立した「順天堂塾」に始まります。 21世紀を迎えて「英知をもって国際社会で活躍できる人間を育成する」ことを教育目標に定め、学び方と生き方を大切にして資質・能力を育むことを教育方針としています。
そして創立190年を経た2026年(令和8年)より、医療・生命科学の総合大学である北里大学の系列校となり、「北里大学附属順天中学校・高等学校」(略称:北里順天)に校名を変更。長期的視点で優れた人材を育成・輩出するため、中高大から大学院まで一貫した教育環境、内部進学などの教育活動を軸として、大学教育との深い融合を実現してまいります。