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Social Innovation Relay (SIR) 国内大会決勝戦

2022/3/3

2022年2月27日(日)Social Innovation Relay (SIR)国内決勝戦がオンラインで開催され、本校からは2年生の風間さんと岡安さんがファイナリストとして参加しました。

SIRは高校生のソーシャルビジネスの企画コンテストで、身のまわりの様々な社会的課題をみつけ、解決に向けてビジネスアイデアを企画提案します。例年なら対面で行われるプレゼンテーションは、コロナ禍での開催なのでオンラインで実施。参加した7チームの生徒たちは、オンライン授業に慣れているためか滞りなく発表していました。審査員から「例年になくハイレベル」というコメントが飛び出すほど、どのチームのプランも細部にわたって検討を重ね考え抜かれたものばかりです。残念ながら、今回は入賞することが出来ませんでしたが、他校の生徒たちと交流する時間も設けられており、お互いのプランに大変刺激をもらったようです。

このコンテストは、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本・ジュニア・アチーブメント ヨーロッパ(Young Enterprise)・エヌエヌ生命保険株式会社・NNグループの共催で開催されています。

まず初めに、アイディアシートによる1次選考があり17チームが選出されました。その後、共催のエヌエヌ生命保険株式会社のボランティア社員によるアドバイスを受けながらコンセプトペーパーを作成し、2次審査で国内決勝戦に進む7チームが決定しました。決勝戦では8分間のプレゼンテーションと5分間の質疑応答が行われ、各チームが工夫を凝らしたプレゼンで素晴らしいアイディアの数々を発表しました。時間をかけて社会課題の解決に真剣に取り組んできたことが伝わってきました。

アイディアシートとコンセプトペーパーはA4サイズ1枚のみ。自分たちの思いのすべてを短い文章でわかりやすくまとめる作業は、思った以上に大変そうでしたが様々なことに役に立つと思います。また、ボランティア社員からの的確なアドバイスは、社会経験のない生徒にとって大変貴重な体験となりました。プレゼン終了後に「練習の時よりさらに良くなった」とのコメントも頂いて二人ともホッとした表情でした。次年度以降も、こうしたコンテストにどんどん挑戦して欲しいと思います。