8月18日~8月22日の期間に、17名の生徒が東北研修旅行に行ってきました。
このコースは宮城県の仙台を起点に、青森まで向かう4泊5日の行程となっています。自然体験、震災学習、自主研修などの学習を通じて、新たに東北の魅力を発見するコースです。各日程の詳細について、下記の記事でご紹介します。
1日目
東京駅に集合し、新幹線にて仙台駅へ出発しました。観光バスで仙台の街並みを紹介していただき、最初の見学地は伊達政宗公の仙台城。東北を語るには欠かせない伊達政宗について学び、午後には毛越寺や中尊寺の見学をしました。夜には震災を体験した語り部の方に来ていただき、講話を聞きました。
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2日目
この日は震災学習がメインです。午前中には気仙沼市の復興記念公園や遺構など、午後には陸前高田市を中心に見学しました。当時の様子が残っている気仙沼中学校や奇跡の一本松などを見て、今まで感じていた震災に対するイメージが変わったようです。この日は遠野市で宿泊をし、語り部さんによる遠野昔ばなしを聞きながら、翌日の自主研修に向けてイメージを膨らませていました。
3日目
午前中の自主研修では遠野を各班で散策しました。自転車を借りて少し遠出するグループもいました。昔話の世界観などを肌で感じることができたようです。午後には、宮沢賢治童話村と記念館へ行き、物語の世界が具体化されたモニュメントや展示物を見ながら、新たな視点で宮沢賢治のお話を楽しんでいました。
4日目
自然体験のメインイベントである奥入瀬渓流の散策を通じて、
5日目
最終日は青森県の浅虫水族館からスタート。普段訪れる水族館とは異なり、実際に生き物に触れることができるコーナーや東北周辺に生息する水の生き物の展示に興味をもっていました。イルカショーも間近で見ることができ、いつもよりも奮発してお土産を買っている生徒たちが多かったです。午後は青森市内を各班で散策し、自主研修を楽しみました。帰りは新幹線で、新青森駅より17名全員が無事に東京駅へ戻ってきました。東北の新たな魅力に気づくことができた、4泊5日の研修でした。