10月30日(木)~11月3日(月・祝)国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、令和7年度青少年赤十字国際交流事業「JRC/RCY International Meeting,“Tokyo 2025”」が開催され、高校1年生の石塚幹人さんが東京都代表生徒として参加しました。
世界各国から参加した赤十字メンバーとともに、「Think globally, Act locally」という大きなテーマのもと、「気候変動」「人道危機」について英語でディスカッションを重ね、未来の世界、今後の取り組み、それぞれの 国や地域に帰ってから取るべき行動について互いに考え、深めあう5日間になりました。
【 石塚さんのレポート 】
私は東京代表として、世界19か国からの参加者38名と日本全国から集まった37名の高校生とともに、4泊5日の赤十字の「JRC/RCY International Meeting,“Tokyo 2025”」に参加しました。
青少年赤十字の実践目標の一つである「国際理解・親善」のもと、「気候変動Climate Changeと」と「人道危機Humanitarian Crisis」という2つのテーマに分かれ、グループディスカッションや発表を通して、世界で起きている課題の深刻さや、自分たちにできる行動の大切さについて学びました。
支援企業とのコラボレーションによる「サステナビリティ」を学ぶ「サス学」では、環境を基盤に社会があり、その上にグローバルな経済が存続するという「地球のサステナビリティ構造」を知るワークショップを体験し、未来を創るための知恵や技術を学びました。
各国の代表による活動紹介では、それぞれの国の現状やユースとしての取り組みを知ることができ、とても印象に残りました。日本とは全く異なる環境の中で、どのように地域課題に向き合っているのかを知ることで、多様な価値観を学ぶ貴重な機会となりました。
私自身は「気候変動」について議論を行い、その中で最も印象に残った学びは「3As(Awareness・Action・Advocacy)」です。多様な文化や考え方に触れる中で、国境を越えて協力し合うことの大切さを実感し、言語の壁があっても、自分の意見を発信することを恐れず挑戦することの重要さを感じました。
この貴重な経験を通して得た学びや気づきを、今後の学校生活や赤十字の活動に活かしていきたいと思います。