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総合的探究フィールドワーク:医療×くらし”から考える新しい未来

2025/8/30

8月21日、探究活動のフィールドワークとして、府中市にある「たまれ」に行ってきました。本校の高1生の探究活動は理数探究、英語探究、一貫・特進類型の総合探究と類別にそれぞれ活動をしています。今回は総合探究に5つあるテーマのうちの「”医療×くらし“から考える新たな未来」というテーマに関するフィールドワークでした。栄東高校の生徒の参加もあり、それぞれの高校生が混ざるように2班に別れての活動となりました。

「たまれ」とは、株式会社シンクハピネス(医療・福祉とコミュニティをつなぐ事業を展開)による、府中市多磨霊園駅前を中心に活動する“村構想”の入口的コミュニティプロジェクトのことです。代表の糟谷明範さんが、「患者さんの暮らしの中にある医療や福祉を」との想いで始めた取り組みで、昨日は直接糟谷氏から全体の説明を拠点となっているカフェ&コミュニティスペースであるFLAT STANDで受け、メインの活動である「LIC訪問看護リハビリステーション・LIC居宅介護支援事業所」の訪問からスタートしました。

その後、子どもとおとなのあそびのアトリエ「ズッコロッカ」、パティシエが運営するお菓子のアトリエ「Laboratory Lantern」、大学生自らが運営を行い中高生向けの「家でも学校でもない“第三の学びの場”」づくりを目指している「Posse」と隣接するアパートに様々な「場づくり」として参加されている部屋に足を運びました。それぞれの場所で生徒から「一番困っていることは何ですか?」、「どんな思いでスタートされたんですか?」、「ネーミングの由来は?」など質問が出ていました。

「コミュニティ」の大切さは頭では理解できても、実際にどうやってつくっていけば良いかはイメージしづらいものです。「場づくり」の現場へ足を運ぶことで、イメージを少しでも持てた時間となっていました。