6月19日、王子消防署の方をお招きした応急救護講座に、中学3年生から高校3年生までの防災係と有志あわせて28名が参加しました。
講座の前半では、心臓マッサージの方法やAEDの使い方について、実際に体験しながら学びました。5~6人ずつのグループに分かれ、「心臓マッサージを行う人」「AEDを持ってくる人」「119番通報をする人」などの役割を交代しながら練習しました。消防署の方から心臓マッサージのやり方やスピードなどについてアドバイスをいただきながら、参加者全員が真剣に取り組んでいました。
後半は、大規模災害が発生した際に、救急車や消防車がすぐに来られない場合を想定したお話を伺いました。自分たちで対応しなければならない状況を考え、止血の方法や、初期の火災であれば自分たちで消火することの重要性について学びました。また、家庭内の家具の転倒や落下、移動を防ぐための工夫についても教えていただき、防災への意識を高めることができました。
今後も防災係では避難訓練、様々なワークショップを通して防災意識を高める活動をしていきたいと思います。
〈 生徒の感想 〉
『緊急事態の時の対処をわかりやすく教えて頂けたので、とてもためになった。これで一人一人を救う知識を身につけられたので、自信がついた。血は素手で触ったらダメなことが学べた。』
『初めて防災係になり、久しぶりに心肺蘇生法をやりました。改めてやることで、懐かしさもあれば新しく学ぶこともありました。AEDは初めて触り、やり方を機械が説明してくれるのですごくわかりやすかったです。圧迫止血法は直前の保健の授業でもやったので、復習することができて良かったです。もし実際にこのような場面に直面した時は、自分も少しでも力になりたいと思いました。とても有意義な時間となりました。』
『今回の防災の講座では、AEDの使い方や胸骨圧迫の方法など様々な場面で役立つ内容を教えて頂きました。今回学んだことを災害時などに活かせるように今後も繰り返し実践していきたいです。』