6月15日(日)本校の高校2年生3人が、成田山表参道沿いにある「まちかどふれあい館」で、インバウンドを含む観光客に日本文化を紹介するイベント、「抹茶づくり体験」を実施しました。
昨年4月に選択した総合的探究のテーマ「地域を支えるための医療・福祉・教育づくり」で、1年間掛けてグループでまとめた内容が、観光客に有意義な体験を提供することにより地域社会を活性化することでした。今回の活動はみんなで練り上げた企画を実際に街に出て実践してみるチャレンジでした。
当日は午前中雨が降る中、訪れた参加者は海外からの来日客1組のみと心配してのスタートなりました。しかし午後から天気も回復し、結果的に2歳から80代まで幅広い年齢層の方々29組の参加者を迎えることができました。
今回の実践を通して、準備の大変さ、想定外のできごとへの対応、予想以上の関係者の多さなど、やってみてはじめて分かることがたくさんあったようです。そして、参加してくださった方々との交流を通じて、思いを伝えることの難しさだけではなく、目の前で喜んでもらえたときの嬉しさや、参道での呼びかけに答えてくださったときの有難さなどもリアルに味わうことができた体験となったようです。