6月12日、本校の理数探究活動の一環として、高校1年生2名・高校2年生2名、教員2名が、北里大学獣医学部 グリーン環境創成科学科の 眞家教授、多胡教授、AOYAGI助教のご指導のもと、上野・不忍池にて池底の泥の採取を行いました。
全国的に課題となっている湖沼の富栄養化と、それにより池の底にたまるヘドロ状の泥を、何か有効に活用できないか——そんな問いから生まれた生徒の探究活動の一環として、実際に泥を採取し、その性質を調べる調査を行いました。当日は、眞家教授自らがボートを漕ぎながら、特殊な採泥器を用いての採取方法を実演してくださいました。
その後は、生徒たち自身が採泥器を操作し、何度も泥を引き上げました。泥も採泥器も想像以上に重く、生徒たちは苦戦し、まさに全身泥だらけになりながら一生懸命泥を採取しました。
北里大学の先生方の丁寧なご指導とご協力のおかげで、多くの貴重なサンプルを採取し、同時に環境問題を実感することができました。今後、生徒たちはこの泥を分析し、研究を進めていく予定です。
この場をお借りして、このような貴重な機会を下さった北里大学 眞家教授、多胡教授、AOYAGI助教に心より感謝申し上げます。