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APU(立命館アジア太平洋大学)との交流会

2021/3/12

本校はAPU(立命館アジア太平洋大学)と高大連携協定を結んでいます。連携企画の一部として、2年英語選抜類型を中心に、APU職員、学生や卒業生との交流会を行っています。いつもは海外からAPUに入学した生徒のキャリアについて在校生や卒業生が説明してくれるのですが、今年は感染症の影響で、都道府県間の移動を避けることになり、立命館東京オフィス所長の伊藤健志氏においでいただきました。期末試験の最終日、3月9日の試験終了後、伊藤氏にお話を聞きました。

伊藤氏は、別府にある立命館アジア太平洋大学で約半数がアジアをはじめとした世界150か国以上からの留学生を受け入れてきて、大学や、寮であるAPUハウスでの多国籍コミュニティーを作って実際に運営している立場から、日本国内のメディアでは世界の実情が伝わらないこと、日本目線で世界を見ていると海外の生徒たちと共通の前提で議論をすることができないことを実感しています。海外を視野に入れて人生を設計し、世界目線で日本を見ることの大切さを強調していました。

 

生徒のレポート 2年4組渡利佳南

伊藤先生のお話で、今日は自分から目を向けない限り分からない日本と世界の現状をたくさん学ぶことができました。

日本人はメディアの報道をすぐ信じてしまう傾向があること。少子高齢化は確かに「子供が少ない」「高齢者が多い」という現象ですが、それをただ嘆いているだけではなく、日本の高齢者は健康で元気であるという特質を生かして生産に係る年齢の幅を広げられること。

固定観念や日本国内の雰囲気だけに流されず、外からの視点も含めた様々な見方で日本を眺めることが大切だと気付きました。APUでは、多くの外国人と関わることができるため、広い視野で物事を考えるチャンスが多く得られると思いました。