7月22日、高校1年生および2年生の希望者22名と教員2名で、北里大学の海洋生命科学部と医学部を見学しました。生徒からの希望により実現した見学会で、終業式後、学校を出発して相模原のキャンパスに向かいました。
まず訪れた海洋生命科学部では、高田健太郎教授より学部全体の特色や教育・研究の概要をご説明いただきました。学部生のうちから、高価な分析機器を使って本格的な研究ができることを強調されていました。
続いて、3人の教授の方々が研究室や水槽室、そして学生が主体となって運営している「アクアリウムラボ(水族館)」などを案内してくださいました。研究室では、学生の方々が熱心に研究に取り組んでいる様子や、充実した研究機器、さまざまな海洋生物が飼育されているバックヤードの様子に、生徒たちは目を輝かせていました。また、「海洋生命学部と獣医学部のどちらにしようか迷っている」と教授に積極的に相談する生徒もおり、一人ひとりが貴重な時間を存分に活用していました。
続いて医学部では、2024年に完成したばかりの新校舎を見学しました。重厚で洗練された校舎を案内していただき、最新の講義室や少人数セミナー室、学生の自学自習を支えるためのラウンジや個人ロッカーなど、学びを深めるための施設を詳しく見学することができました。学生の学習環境を支える多様な設備が整っており、参加した生徒たちはその充実ぶりに感嘆の声をあげていました。
今回の見学を通じて、生徒たちは大学での学びや研究の実際に触れ、進路を具体的に考える大変良い機会となりました。ご対応いただいた北里大学の先生方および関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。