7月21日(火)北里大学獣医学部動物資源学科の二つの研究室から先生と学生・院生がご来校になり、実験・実習体験を提供してくださいました。
この実験・実習体験は、本年度からスタートした「北里探究」の最初のイベントです。北里大学の魅力を本校生徒に伝えるために、学年やクラスを特定せずに広く希望者を募って実施するものです。
桃沢研究室
北里大学獣医学部動物資源学科の桃沢先生が来校、実験実習を行なっていただきました。
桃沢先生の実験実習は今回で2回目です。6月には、理数探究の一部として理数選抜類型1年生を対象に提供されたものでしたが、今回は北里探究の最初のイベントとして実施していただきました。
クラスや類型の制限なく中3〜高2の希望生徒が参加し、前回と同様にウシの受精卵のガラス化凍結を行いました。産業動物にかかわる重要な仕事である胚培養士としての実験スキルを少しだけ身につける事ができました。参加した生徒からは「胚培養士という職業を今日初めて知った。将来、胚培養士を目指したい」と答えた生徒もいました。
また、研究室の大学院生や大学生の方も来てくれたので、生徒が大学生の生活のリアルな声を聞く事ができました。
小倉研究室
北里大学獣医学部動物資源学科の小倉先生と大学4年生、修士1年生が来校、講義・実習体験を実施してくださいました。
動物にとっての幸せとはなにか?
ただ動物が可愛いから、あるいは可哀想だからということではなく、論理的に動物福祉や動物の権利を考える時間は、新しい観点を生徒たちに与えてくれたように思います。
今回は、池袋のサンシャイン水族館の芦刈さんと岩永さんにもご協力いただき、水族館で飼育されているコツメカワウソの環境エンリッチメント(飼育環境下での動物たちを野生の環境に近づける取り組み)をチームで行いました。作成したものは実際にサンシャイン水族館で使われるということもあって、消防ホースを用いた玩具をみな一生懸命に作っていました。
二日後の23日、小倉先生からメールが届きました。
「翌日にサンシャイン水族館を訪れ、作成物を使用してきました。しっかり作ってくれたおかげか難易度が少し上がってしまったようで、カワウソたちも熱心に使ってくれていたのですが、中から餌を取り出すのになかなか苦労している様子でした。それでも餌を取り出そうと頑張っていたので、行動に与えた影響は大きかった印象です。」