お知らせ

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「世界津波の日」2022高校生サミット in 新潟
10月19日~20日 「『世界津波の日』2022高校生サミット in 新潟」が、新潟市の朱鷺メッセで開催され、本校から2年生の井上智貴君、堀内裕樹君と留学生のAnton Hans Buchardt君の3名が参加しました。
今年のテーマは、「“復興を力に、経験と教訓を世界へ”~雪国で育まれた助け合いの精神から学ぶ防災~」です。
サミット開催に先立ち、17日・18日には「若き津波防災大使 スタディツアー」が行われ、3名は「大地の芸術祭」コースに参加しました。
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は国際的な芸術祭です。アーティストと越後妻有里山地域住民が協力し、地域の自然を生かし、田んぼや廃校になった小学校などにアートが点在するユニークな芸術展です。
清津峡渓谷トンネルは全長750メートルの観光用の歩行者専用トンネルで、芸術祭の観光スポットとしても有名です。全長750mのトンネル終点のパノラマステーションにつくられた『ライトケーブ』は特に人気です。
翌日は、防災中心のプログラムです。長岡震災アーカイブセンターきおくみらいでは、新潟県中越地震(2004年)・新潟県中越沖地震(2007年)・長野県北部地震(2011年)のお話を伺いました。
実際に避難所で使われる段ボールベッドやテント、避難時に必要とされるものなど、実物を見ながら防災の基本知識を高めました。続いて信濃川大河津資料館に移動し、河川の災害についても学びました。燕市産業史料館では地域産業についても学ぶことができました。
新潟東港防災訓練では、巡視艇「ゆきつばき」による放水訓練や人命救助訓練の様子も見学しました。大型浚渫兼油回収船「はくさん」の漂流油の回収作業訓練を見学した後、緊急支援物資の物資輸送訓練にも参加しました。
19日、サミット1日目の朝、朱鷺メッセ会場入り口では参加する生徒の記念写真の列ができていました。
分科会は ①災害を理解し、生き抜く力を高める ②災害リスクの軽減 ③より良い復興に向け共に歩む の3つのテーマに分かれています。順天生が参加している2班のテーマは③です。留学生も交えた6グループでそれぞれ復興に向けて大切な事を英語でディスカッションしていきます。このディスカッションには海外の生徒もオンラインで参加しています。
最終日は記念植樹から始まりました。デンマーク出身のAnton君が代表して植樹を行いました。
2日目は、各グループの代表が1日目のディスカッションでまとめたことを英語で発表しました。限られた短い時間でしたが、どのグループも議論を深めたことがよくわかります。最後に記念写真を撮って閉会となりました。
当日の様子は、NHKニュースなどでも報道されました。
NHK 首都圏 NEWS WEB
「世界津波の日」高校生サミット 3年ぶりに開催 新潟|NHK 首都圏のニュース
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