お知らせ
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パラ・パワーリフティング インタビュー(ふくのわプロジェクト)
2020年6月29日(月)、ふくのわプロジェクトに取り組んでいる高校3年生の青木円香さんが、日本パラ・パワーリフティング連盟事務局の吉田彫子さんにリモートインタビューしました。
新型コロナウィルスの感染拡大により3月2日から始まった臨時休校は、スーパーグローバル ハイスクール(SGH)の活動にも影響しました。活動を広めるために予定していた外部でのプレゼンテーションなどはすべて中止となったのです。そんな中、快くリモートインタビューを引き受けてくださったのが、日本パラ・パワーリフティング連盟事務局の吉田さんです。ふくのわプロジェクトの収益金は、日本パラ・パワーリフティング連盟をはじめ5競技団体に寄付されています。今回は、競技内容やコロナ禍での活動など多くの質問に答えていただきました。
パラ・パワーリフティングは下肢に障がいのある選手のベンチプレス競技です。吉田さんは、衣類回収の周知が難しいのと同様に、パワーリフティングという競技をどうやって皆さんに届けるかが難しく、衣服のリサイクルを通してコアなファンとは違う人たちに周知できるチャンスだと考えたそうです。ふくのわの寄付金を使って、連盟として初めて昨年の世界選手権で選手が着用するユニフォームを作成しました。個人競技ですが、お揃いのユニフォームを着ることでチームとして戦う力が湧いてきたそうです。また、コロナ禍では練習するのも大変で、ペットボトルなどで工夫して自宅でトレーニングを続ける選手もいたそうです。一日も早く終息し、10月に予定されている「第3回チャレンジカップ京都大会」が開催され、選手たちが活躍できることを祈りたいです。
インタビューを通して、吉田さんが一人一人の選手を大切に考えている様子がとてもよくわかりました。青木さん自身も今まで知らなかったパラ・パワーリフティングの魅力にたくさん気が付いたようです。インタビューも含めたよりよいSGH活動報告書が完成することを期待します。あたらめて長時間のインタビューに応じてくださった吉田さんに感謝いたします。
緊急事態宣言が出されてから商業施設などが休業し、思うように衣類の回収が進んでいません。 ふくのわプロジェクトのHPの2020年5月15日の活動報告によると、2019年度の寄付金は261万5969円でした。(青木さん活躍も掲載されています。)校内での回収は終了しましたが、提携倉庫に送ったり近くのふくのわBOXにもっていくことはできます。今後もふくのわプロジェクトを通してパラスポーツを応援していきたいと思います。