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2019 フィリピンフィールドワーク 報告
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お知らせ

2019/11/30

2019 フィリピンフィールドワーク 報告

9月25日~10月2日 フィリピンフィールドワークが実施され、高校2年の生徒4名が参加しました。

首都マニラに到着後すぐ,独立行政法人国際交流基金(The Japan Foundation)を訪問しました。国際文化交流を実施する専門機関であり、フィリピンをはじめ各国で文化交流をしています。ここでは、フィリピンの教育制度や日本語の学習状況についてもお話を聞くことが出来ました。後日訪問するマガルダン高校も、このプログラムを取り入れています。

 

 

 

 

 

 

26日はフィリピンの歴史について学びながら、目的地のダグーパン市を目指します。はじめにマニラ市内にあるイントラムロス地区を見学しました。フィリピンで最も古く世界遺産にも登録されたサン・アグスチン(San Agustin)教会は、スペイン統治下に建てられた教会で、周辺の道路には当時の石畳が残されています。 マニラで最も重要な教会とされるマニラ大聖堂には、多くのフィリピン人の生徒も社会科見学に来ていました。シェバ先生から礼拝について教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

フィリピンがスペインから独立するきっかけを作ったホセ・リサールは、フィリピン人ならだれもが知る国民的英雄です。リサール記念館には、彼が当時使用していたコートや帽子、医療器具や調度品に至るまで多くの遺品が展示されています。日本に滞在していたこともあるリサールの日本語の名刺も展示されていました。建物の周りにある城壁に上り対岸をみると、左手にスラム右手に近代的なオフィスビルが見え、格差を実感します。

 

 

 

 

 

 

午後は車でカパスまで移動し、デスマーチのモニュメントを見学しました。日本占領下時代のデスマーチは負の遺産です。モニュメントは実際の写真をモデルに作られたそうです。オドネル収容所跡地も見学しました。資料館には当時の写真が残されています。敷地内に植えられた木々はここでの犠牲者の数と言われています。高さ70メートルの塔は3本の柱が合わさるつくりになっていて、フィリピン・アメリカ・日本の平和の願いが込められています。ここで学んだことを決して忘れてはならないと思います。

 

27日の午前中はマガルダン校の訪問です。初日に訪問した国際交流基金のプログラムを取りいれ、日本語や日本文化について学んでいます。授業に参加させていただいた後で、研究課題に関するインタビュー調査やアンケート調査にも協力していただきました。教室の掲示物には、昨年訪問した際の写真も飾られていました。

 

午後からは私立のラサレット校の訪問です。校門横の横断幕は2月にラサレットの生徒が本校を訪問した時のものです。ここでも、研究課題に関するアンケート調査やインタビュー調査に協力してい頂きました。障がい児クラスの授業に参加させていただいたり、理科実験にも協力していただきました。調査の後はホームステイ。それぞれのホストファミリーが迎えにきてくれ、思い思いの時間を過ごしました。

28日はHome for Hopeを訪問しました。主に貧困家庭で育った青少年の自立に向けた支援活動を行っています。日ごろからここでトレーニングを受けている高校生と一緒に市場に出かけ、働く人々にインタビューをしました。

 

 

 

 

 

 

29日はCFFの子供寮でワークショップとアクティビティの準備です。今年は小道具が多かったので、子供たちにも手伝ってもらい準備しました。チーム戦を取り入れたゲームは大盛況!。最後に先輩たちから引き継いだ手洗いのワークショップを実施し、計画したものをすべて実行することが出来ました。

30日はまず、リハビリセンターを訪問しました。多発性硬化症に苦しむ女の子やスタッフが、快くインタビューに協力して下しました。発症するまでは普通に小学校に通っていたそうで、ここでのリハビリで少しでも回復することを祈りたいです。

午後からは、カリカーン地区(都市スラム)とゴミ集積場の訪問です。長老からスラムの生活についてお話を伺いました。「ここでの暮らしは体験したものでないとわからない」と語る長老に、私たちは言葉がありませんでした。リンガエンのごみ集積場では、スカベンジャー子供たちが懸命にゴミを拾っていました。

10月1日、マニラに移動し、スモーキーマウンテン跡地を訪問しました。ゴミに土をかぶせただけの丘の上に勝手に小屋を建て住んでいる人たちがいます。そこからは発展したフィリピンの街並みが良く見えます。また、川縁にははみ出すようにスラムが形成されています。CFFにスタッフから「この光景は何年も変わっていない」と聞かされ、なんとも言えない気持ちにまりました。

最後の夜は、マニラにあるユニカセです。家庭で育った子どもたちをトレーニングし従業員として雇い入れているレストランです。長くフィリピンで支援活動を行ってきた代表の中村八千代さんの言葉には熱い思いが込められていて、おいしいお食事とともに印象に残る夜となりました。翌日はホテルで振り返りをし、マニラを後にして帰国の途に就きました。

 

 

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