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グローバルウィーク・ダイジェスト2019-4日目(10/31実施分)
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お知らせ

2019/12/12

グローバルウィーク・ダイジェスト2019-4日目(10/31実施分)

順天高等学校では、10月28日(月)~11月1日(金)までのうちの5日間(28日、29日、30日、31日、1日日)に「Global Week 2019」を開催しました。Global Weekは、「立場を超えて互いに学びあう一週間」のスローガンのもと、研究者や実業家等の話題提供者がご自分の専門を紹介し、高校生とともに語り合う催しです。本年は78組の大学教員やNPO職員、社会人、保護者、大学院生、大学生、高校生などが話題を持ち寄り、延べ1400名あまりの参加者と共有しました。参加するトピックは生徒が主体的に選び、学校側では人数調整を行いませんでした。一部のトピックは少人数になりましたが、その分、本来の目的である「話題提供者との個人的つながりを作る」贅沢な時間となりました。今回は10月31日(木)に行われた4日目のダイジェストを各トピックの運営担当者よりご報告致します。

◆トピックコード 401
未来を創る学校 ~世界を創る方法(=ways of worldmaking)ワークショップ

21世紀型教育機構&本間教育研究所 21世紀型教育機構理事 本間教育研究所代表 本間 勇人 先生
参加生徒数 8名 報告者名 尾近 裕明

 

トピック内容
1. 【世界を認識する視点の理解】参加者はぬいぐるみ(物体X)を渡されて、それが何なのかを順番に説明した。「柔らかい何か」「出っ張りがある何か」「中国で作られたもの」のように描写を数ラウンド考えた。 その後、その描写が何なのかを各自ポストイットに書き出し、全体で共有した。「想像」「材料」「見た目」「手触り」のような意見が出た。最終的にそれらをもっと大きな枠組みでカテゴライズして(「触覚」「視覚」といったように)、その関係性を考えてみた。ここまでで自分たちが考えてきた方法こそが(「抽象化」「因果関係」など)、世界の認識に必要な方法であるということを知ることができた。
2. 【世界を創るための視点の理解】次に各々が考えてきた「これから創造したいこと」を共有し、それが全て叶う世界を全員で描いてみた。その際の思考も同じように、言語化・カテゴライズを行い、結果として「世界を創るための考え方」を知ることができた。

以上のように、今流行りの思考コードのような「認識のための方法」だけでなく、「想像の方法」を考えられたということは生徒及び参加した教員にとっても貴重な経験となった。

生徒の感想
・さらなる哲学の世界を知れて、またより良い考え方ややり方を知ることができました。
・柔軟な考えを持って周りの人と協力しながら問題を解決する楽しさを再認識できた。自分が本当にすべきことは何かということのヒントをもらえた気がする。
・偏見をなくすこと。

◆トピックコード 402   
未来に役立つ子育て・自分育て講座
KIT虎ノ門大学院 教授 三谷 宏治 先生
参加生徒数 16名 報告者名 三井田 真由美

 

トピック内容
未来に役立つ子育て 自分育て 講座
はじめに、人の真の価値について、過去に消えた職業(目覚まし職業 葉巻工場の朗読師)の写真をみて考えてもらい、現代のAI(トレーダー AIとエンジニア)について比較。
AIのスピードは速く、碁のソフト(AlphaGo Zero)も、もはや人から学んでいないことを考えると、これから消えていく?職業として様々なものがあげられる。増加するのは、起業家や創造的なチーム?
必要なものは 試行錯誤する力 = 発想力×決める力×生きる
決定力不足。決められない現実がある。
・動機 そもそも決める必要がない。(親が決める)・感情 怖い(失敗させない)・技 決め方を知らない  (意思決定のプロセスがない)
発想力不足。伸ばす練習をしていない。
・壁 人と違うことになれる ・きっかけ 問いを与える ともに問う ・技 発想法の練習  LEGO
こだわることも必要。感情と思考の分離をする。また、悩んでいるのは思考の停止状態なので(メタ認知) 悩んでいるとわかると客観視できるようになる。決まったら悩めばよい。 
まとめ(親向け講座のまとめ)
自由と制限  子育て 自立と幸せ2000万円 プロジェクト
座って悩むな 動いて考えろ  暇と貧乏とお手伝い  自分で調べ 考え 決める 成功と失敗

生徒の感想
・いかに自分なりに工夫していくのかが大切だと考えさせられた。
・自分も含めて子供を育てる上で何に気をつけたらいいか、どうしたいか考えることが出来て授業では学んだり知ることが出来ないことが学べた
・失敗させることは相手にとってとてもいい事で、その失敗をバネに次に生かせることが可能なため、子供を育てる時は自分で計画を立てさせ自分で実行し、結果を出すことを親はしなくてはならないという事を学びました。また、子供たちの発想力を高めるために感情で物事を考えるより、思考で考えて自分がどのようにしていくべきなのかを考えさせることも知りました。

◆トピックコード 403 
『メカトロニクス技術と生物模倣ロボット  ~ミミズ型移動ロボットの運動制御~』
東京電機大学 未来科学部ロボット・メカトロニクス学科 准教授 釜道 紀浩 先生
参加生徒数 17名 報告者名  熊木 幸司

 

トピック内容
トピック内容は大きく分けると
1.東京電機大についての紹介
2.メカトロニクスとは
3.生物模倣ロボットについて
1については、東京電機大の建学の精神や、釜道先生の所属の未来科学部のPR動画などを見ながら、東京電機大の魅力について語られていました。
2については、メカトロニクスという言葉について(安川電機の森徹郎氏の造語)、実際のメカトロニクス技術のいろいろな実例などについて紹介されていました。
3については、生物模倣の技術が活かされている実例の紹介や、ミミズ型のロボットの構造とそれを数式で表すことで理解を深めていくことができるという話をなされていました。

生徒の感想
・オーディエンスにどのようにすれば自分の伝えたいことをより相手の興味をわかせ、伝えられるか。
・ロボットは生き物からヒントを得て作られている。
・生物の優れたところは長年の進化でより効率良い形に作られた物なので、それを分析更には応用することで革新的な技術を生み出すことができるということ。

◆トピックコード 404 
パワーポイントを用いた口頭発表の技術
東邦大学 理学部 講師 桒原 彰太 先生
参加生徒数 23名 報告者名 浦部 航

 

トピック内容
研究発表やプレゼンテーションを行う際に現在広く用いられるツールにパワーポイントがある。本校でもパワーポイントを用いて発表する機会が多い。本トピックでは、グループワークやワークショップを通じてパワーポイントを使って口頭発表に用いる際に、どういったことに気を使うべきか学習した。
まず、桒原先生が用意したパワーポイントのスライドを使ってどのスライドを直すべきかについてグループで議論を行った。改行の仕方、色遣い、この図や写真は本当に必要なのか等々グループ内で議論が行われた。桒原先生の仕掛けたスライドの間違えだけでなく、自分たちならこうするという改善案が多く挙がった。また、スライドの構成だけでなく、文字のフォント・サイズやアニメーションの使い方等のスライドを使った口頭発表の説明の仕方に関してのお話を多く聞くことができた。
次に、先生が学会で発表を行っていることから、学会のスライドをどのように作っていくかの工程を説明していただいた。発表するにあたってスライド1枚当たり何分で説明するか等の具体的な話をしていただけた。そのお話の中で、あくまでもパワーポイントは口頭発表のためのツールであり、「ここのフォントが違う」や「文字の小さい」などの些細なことでも聴衆の意識が逸れてしまうので、注意深くスライドを作っていくことが重要であるということだった。

生徒の感想
・パワポを用いて研究発表を行うときは英語や数字、単位の字体にも気をつけなければいけないことを学んだ。自分のプレゼンを集中して聴いてもらうためには自分が細かいところにまで気を配ってミスがないか見る必要があると感じた。発表のさいは難しくとも視聴者の顔を見て、態度に合わせてその部分の話の長さを変えたりするということも大切だということを学んだ。

◆トピックコード 405
食料生産とSDGs:持続的な食料生産を実現するための政府と国際機関の役割
学習院女子大学 国際文化交流学部教授(副学長) 荘林 幹太郎 先生
参加生徒数 8名 報告者名 田中 公男

 

トピック内容
SDGsは流行ってはいるが、その本質は分かっていない人が多い。そこで「持続性」とは何か、その意味するところから確認が始まった。国連ブルントラント委員会(1987年)による「持続的開発」の定義は「将来世代が自らのニーズを追求する能力を損なうことなく、現在世代が自らのニーズを満たすような開発」とした。将来世代のニーズは分からないので、そのニーズを追求する能力を損なわないようにしていこうということである。ニーズとは経済的ニーズ、環境的ニーズ、社会的ニーズに大別される。そして、このニーズを追求する能力とは、人工資本(機械や技術、法制度など)、自然資本(水や土壌、森林,生き物など)、社会資本(信頼や規範、ネットワーク)の3つの資本から成り立っており、持続的な発展のためには、この3つの資本を現代世代が将来世代に残していくことである。次は、先生は農林水産省や国際機関職員(世界銀行、OECD)で働いていた経験もあり、農業の持続性はなぜ重要なのかについての話題であった。農業は自然資本である土地、水に最も依存する産業であり、農業自体が自然資本にマイナスの影響もプラスの影響も与える。また、持続的な農業は大きな世界的な流れでもある。最後に3つのニーズである経済、環境、社会のバランスをどのようにとっていくのかについてである。たとえば、ハウスの農業は経済的にはいいが、農業景観(環境)は悪化する。市場の力に頼るのは限界があるため、イングランドの事例などの紹介と共に、政策の重要性が話された。

生徒の感想
・食料自給率だったり、知っていていることもあったけど、浅い所しか知らなかったので知る機会があって良かったです。
・農業という選択肢の広がり。

◆トピックコード 406 
コンピュータ科学(情報科学)で一番大切なこと― ―音の処理を題材に
法政大学 情報科学部 ディジタルメディア学科 教授 伊藤 克亘 先生
参加生徒数 12名 報告者名 小松 龍矢

 

トピック内容
最初に、『コンピュータと他の電子機材の違い』とは何かを問われました。コンピュータは、いろんなことができるという漠然としたイメージですが、その「いろんなこと」をするためには、プログラミングといった作業が必要となります。プログラミングできることによってできる範囲が「いろんなこと」に対応しているわけです。近年音声認識システムが急速に発達しています。これは、パソコンに音を理解させ、発音させることの両方を行っています。そもそもこの音については、どこまで分かっているのかが問題です。人間は、振動を使って音を発したり、聞いたりしています。その振動も人間に出せる範囲と聞こえる範囲があること、また似ている音があることも知られています。それらすべてをある種のモデル化していくことで、パソコンにも同じように認識させていきます。話者が過去に出演したテレビ番組を紹介してもらいました。番組内では,アニメなどの声だけで感情を聞き取りやすい(感じやすい)話し方については、振動の波が異なることも実験から導かれていました。これらの産物が、現在のSiriなどの音声認識システムへ活用されていると知ることができました。

生徒の感想
・いつも聞いている音でも子音と母音に分けるとわからなくなるのだと知れた。モデル化とは何か、なぜ必要なのかが分かった。
・音というものと、コンピュータ科学、そして実生活との密接な関わりを知れた。
・私はとても英語が好きで、特に発音に関して勉強したことがあります。今回のトピックの内容は、その発音の原理等が学べて、英語が好きな私にとってとても興味深い内容でした。

◆トピックコード 408 
どうしたらよい将来を選択できるか
学習院大学 国際社会科学部 澁谷 覚 先生
参加生徒数 23名 報告者名 和田玲

 

トピック内容
人生は、様々な選択によって成り立っている。進路決定もその一つ。その選択をより満足度の高い価値ある選択とするためには、2つのタイプの情報を区別する必要がある。属性情報と経験情報である。属性情報とは、製品やサービスが特徴として持つ実物情報のこと。経験情報は、直接経験(体験すること)と間接経験(クチコミ)の2つから成る。良い選択とは、次の3者、①実物と②クチコミと③自分の間に見られる二つの距離を縮める作業と同義である。クチコミ評価は、通常、実物の特徴に対してクチコミ情報提供者の嗜好との距離によってなされる。細メンを好む情報提供者ならば、同条件を満たす製品を高く評価し、違い(距離)があれば評価は低くなる。さらに、そのクチコミと自分との間にも嗜好の距離がある。自分は太麺が好きなのに、細麺を好む情報提供者が絶賛する店に行っても十分な満足を得られない可能性がある。ゆえに、この距離を意識して適切な情報(自分にとって信頼性の高い情報)を頼りにすることが望まれる。経験的情報が持つ2つの距離を意識した適切な判断を志向する姿勢が大切である。上記の事柄を、様々な実験データに基づいて実証的にお話し頂いた。

生徒の感想
・今回はよい将来の選択について教えていただいた。私が良いと思っていたことのほとんどがあまり良い選択ではなかったことに驚いた。これらを生かして自分の生活に役立てたいと思った。また、実験を多く紹介していただいたので面白かったし根拠がたくさんあって信頼性が高いと感じた。
・将来の選択をするときに、選択肢は多いほうがいいが、選択肢が多いほど良い結果が出るとは限らないことがわかった。

◆トピックコード 410   
日本獣医生命科学大学 応用生命科学部 動物科学科 食料自然共生経済学教室 名誉教授 松木 洋一 先生
参加生徒数 10名 報告者名 阿部 邦宏

 

トピック内容
「都市に農業がある!」―東京と世界のUrban Agriculture―
〇都市農業にはまだ知られていない【様々な側面】があり、有効に活用することができれば、様々な問題の解決につながる。
【地域食料安全保障の充実】…21世紀型の「貧困」を解決するために、都市農業を活用する。
【生物多様性の保全】…都市の農地化により、生物の多様性を保存する。
【災害時避難などの防災地としての活用】…都市の中に農地を残すことで、災害対策になる。
〇日本は都市から農地を追い出してしまったが、イギリスやオランダなどは都市のなかに農地を残した。これが都市計画や緑地保全、あるいは自然環境の保護に対する根本的な考え方にも影響を与えている。
〇欧州は自然を〈管理〉する意識が強いが、日本は自然と〈共生〉しようとする。都市が農業や家畜飼育を取り戻すことは、われわれの生活そのものにもよい影響をもたらす。農業経済学の見地からしても、都市農業は有効な手段のひとつである。

生徒の感想
・アニマルウェルフェアについて知識だけでなく、自分の考えを発展させることができた。
・生産緑地と宅地化緑地について。
・都市で農業をやるのは難しいけど、これからどう農業をやっていくのかが課題で、いろんな努力がされていることがわかった。

◆トピックコード 411   
地震から命を守るために何をすべきか
慶應義塾 幼稚舎 教諭 相場 博明 先生
参加生徒数 13名 報告者名 栗原 篤志

 

トピック内容
地震から命を守るために何をすべきか
・東日本大震災の際 
釜石の奇跡…2004年から実施してきた防災教育(津波教育)の甲斐あり、ほぼ命は助かった。一方、大川小の悲劇…想定外の津波であり、マニュアル通り校庭に避難した多くの生徒と教員が命を落とした。(裁判中)
・8年経過し、今の地震に対する意識はどうだろうか?…緊急地震速報について確認した。
1.どのような警告音であったか 2.速報後、どのような行動をとるべきかなど
・地震は予知できない、緊急地震速報が出されたときはすでに地震は起きている。…初期微動の時間などから、震源の距離などが推測できる(大森公式)
・紙の模型(家)を各自作成し、揺れについて確認…揺れの違いにより、1階、2階どちらが危険か異なる。また筋交いの重要性について学ぶ。
・割りばし、粘土などを用いて、揺れの違いについて実験。
まとめ 地震は予知できないが、初期微動から地震の規模や震源、津波の危険などが推測できる。知識を得ることにより命を守る行動を心がけたい。

生徒の感想
・地震が多い日本で日ごろから何をするべきなのか、どのような知識が必要なのかたくさんのことを知ることができました。話の中には聞いたことのない話もあり、驚きました。あたりまえのことがいざとなるとできなくなることも地震ではおおくあります。その時どのようにすればよいかということも学ぶことができました。この聞いた話はごく一部の方しかわかっていないので、私たちも発信していきたいと思いました。正しい知識がとても重要になってくるからです。授業でもこのような話を取り上げるのがよいと思いました。
・工作をしてみて、耐久性のある、なしを知ることができました。とても楽しい時間でした。地震について、今まで自分が知らなかったことも含めて正しい知識を確認することができた。日本人の地震に関することへの知識の少なさや地震教育の問題点も分かったので、今日学んだことを自分の周りの人にも伝えたいと思った。

◆トピックコード 412 
原爆写真の真実 -きのこ雲の下でー
広島市 小学校教諭 学級担任 大西 知子 先生
参加生徒数 24名 報告者名 白井 恵美 

 

トピック内容
 「原爆写真の真実 ―きのこ雲の下でー」
原爆写真を素材としたNHKの映像を見て、原爆の被害の大きさ、恐ろしさ、むごさを伝えていただいた。原爆投下直後の、生々しい写真をもとに、先生が解説をくださり、生徒達がすでに知っている原爆の知識などを確認しつつ、投下直後の状況・被害の恐ろしさを改めて実感する内容であった。東京オリンピックに向けて、非戦・反戦・核兵器廃絶を訴える先生の取り組み、そして日本の立場すなわち世界で唯一の被爆国としての姿勢を示す必要性についても強く主張されていたのが、とても印象に残る講義であった。

生徒の感想
 ・もともと興味のある内容だったものの、写真の存在は知りませんでした。あの日に何が起こったのか、そして奇跡的に残った写真の内容を、これからも伝えていきたいと思いました。
 ・NHKの映像を見ながら、先生が解説してくださり、改めて原爆の恐ろしさ、人類の生み出してしまった化学兵器のむごさに、胸が締め付けられる思いでした。東京オリンピックでは多くの外国人が日本を訪れると思うので、先生がおっしゃっていた東京での展覧会がもし開かれたら、ボランティアとして参加して、手助けしたいと思います。
 ・広島で被爆された方々が高齢になり、実際にお話を伺うことが出来るのはあと10年もないかもしれないため、今のうちに自分の足で被爆された方々のお話を伺うべきだということ。原爆の被害は大きく、実際に知られてない事実が数多くあったと学びました。
 ・これから戦後80、90年となっていくに当たって、いかに自分たちが次の世代に伝えていくかが大事なのだと思った。

◆トピックコード 413   
How to 国際協力Part3
麗澤大学 大学生 国際協力団体Plas+
参加生徒数 13名 報告者名 栗原 好典

 

トピック内容
第1部  講義形式
Plas+ の歴史
活動形式や活動方法の説明
フィールドの説明
第2部 ワークショップ形式 (シックスハット法による)
   11名の本校生徒を3グループに分けカンボジアに学校を設立するためのプロジェクトを考えた。
   グループには大学生が入りアドバイスを行っていた。
   各グループにはそれぞれの条件がありその条件をもとにグループごと検討した。
   その後、グループごとに発表
まとめを大学生が発表

生徒の感想
・カンボジアスタディツアーで現地の人と交流する際のアイデアを教えてもらったこと。一つの物を沢山の視点から見ることの大切さを知りました。
・何か問題を考えるときには、すぐに悩み始めるのではなく順序を踏むことが重要。だということが分かった。
・”発展途上国を救う方法は現地に赴くだけではなく、日本にいてもたくさんあるということ。
・物事を多面的に考え、計画を練ったり、他の人と意見を共有することで1人だけでは気づくことができない意見や、考えが生まれるということ。”

◆トピックコード 414   
“トップアスリートから学ぶコミュニケーションと思考
株式会社NECライベックス 元NEC レッドロケッツ 山口 かなめ 先生
参加生徒数 23名 報告者名 和田 光

 

トピック内容
トップアスリートから学ぶコミュニケーションと思考というテーマに基づいて講義をしていただいた。(生徒企画)
元NECのトップ選手からバレーボールの技術だけでなく、コミュニケーションの取り方・チームワークの重要性・失敗したときのメンタル・勝つために必要なことを実際の映像を見ながらのワークであった。コミュニケーションについて重要なことは試合中に仲間と会話することが大事であるが、上手にコミュニケーションをとるためには相手のことを知り、自分から行動することが大事である。チームワークについて重要なことは全員が同じ目標に向かって取り組み、一人が責任を背負うのではなく役割を分担してチームのために協力することが大事である。負けた時や失敗した時に重要な思考・メンタリティーはプラス思考に考えることが大事だが、色々なことを考えるのではなくシンプルに1点を取りに行くことが大事である。勝つための準備として重要なことは計画を立てて準備をし、逆算をして物事を考えることが大事である。実際に山口さんの目標シートや練習ノートを見せてもらった。最後に「ベストを尽くす、出来るまでやる、自分で決める」というメッセージをいただき学ぶことの多い講義となった。

生徒の感想
・自分自身の悩みである失敗した時の捉え方、チームでのコミュニケーションの取り方を実体験を交えてお話してくださいました。プロで活躍されていたということもあり、とても説得力があって分かり易かったです。
・失敗してもネガティブに考えず、ひたすら前向きに考えてプレーすると教えてくださいました。自分もこれを心がけて大会に臨むことができたらと思いました。
・失敗をしてしまうことは恥ずかしいことではなくて、そこから何を得たか、どう立ち直ることが出来たか、ということの方が人を成長させるということを学んだ。実際活躍していた選手の話を間近で生で聞け、映像もあり、分かりやすく自分たちに足りないものが明確に定義されていた。これを参考に直していきたいと思った。

◆トピックコード 415 
自分と相手を大切にするって? ~若者の性の現状と産婦人科医としての課題~
筑波大学 大学院社会 精神保健学 産婦人科医 遠見 才希子 先生
参加生徒数 15名 報告者名 木村 三華

 

トピック内容
性被害児の9割以上はフィルタリングを利用していなかったデータがあり、保護者のアンケートによるとフィルタリングを利用しなかった理由として、子どもを信用している、特に理由はない、子どもに反対されたなどの回答があった。Twitterに起因する被害が1/3を占め、次いで「ひま部」「ぎゃるる」「LINE」などのアプリに起因していた。
“対等”でなく“真の同意”のないJKビジネス・性暴力・レイプが、立場の弱い被害者側が声を出せずに水面下でも発生している現状と、「性的同意」の定義・「性と生殖に関する健康と権利」を社会全体で正確に認識することの重要性を痛感した。“真の同意”とは、対等な関係性のもと、相手を尊重した(自分の意思が尊重された)うえで、自分の体のことを自分で選んで決められることを意味する。
*プライベートパーツのルール…水着で隠れるところ(おしり、性器、むね)と口。自分以外に触られることは断っていい。嫌と言っていい。
・押しつけや脅かしの知識ではなく多様性・流動性を認めたうえでの情報
・性行為に伴うリスクと低減するための方法
・日本の避妊法や中絶の選択肢と他国との違い
などについて、現状を分かりやすくご説明くださった。
たとえ失敗したり傷つくことがあっても、どこからでもやり直せる。
匿名で相談できる(話してつらくなったら切っていい)「よりそいホットライン」の電話番号などもご提示いただいた。
透明な水を交換し合う「感染広がるゲーム」では、限られた人物としか液体の交換をしていなくても、知らぬ間に性感染症に感染している(キスや粘膜・皮膚接触のみで感染するものもある)ことが実体験できた。

生徒の感想
・安心して相談できる友人や大人を見つける。自分と相手を大切にするために、初体験を早まる必要はなく、もし仮に早まってしまってもその後の対処を落ち着いて行うこと。
・今までは、自分は病気にならないと思っていたけれど、いつなにがあるか分からないので、自分のことは自分で大切にしていきたいなと改めて思いました。
・「性的同意の定義」や「性と生殖に関する健康と権利」、性暴力について社会全体で正しい認識を持つことの重要性。

◆トピックコード 416 
音楽でおしゃべりしよう ~音楽療法のすすめ~
アダージョ音楽療法教室 日本音楽療法学会認定音楽療法士 東京商工会議所健康経営アドバイザー トレーニングビートトレーナー講習受講修了 高田 悦子 先生
参加生徒数 21名 報告者名 海野 陽

 

トピック内容
音楽療法の説明と、実際に体験して音楽療法の効果を感じるワークショップであった。
 音楽療法は歴史的には、戦地へ向かう兵隊へ行ったり、帰還後のリハビリの一環として行ったりするもので、ベトナム戦争後のアメリカで発展し、現在では、健康のためのリハビリとして行われていたり、お年寄りや障がい者を対象に行われていたりするそうだ。
 実際の体験として、最初は輪になりシェイカーと呼ばれるマラカスのような楽器を各々が持ち、全体でリズムを刻んだ後に、一人だけ残ってリズムを刻み続け、その後また全員でリズムを刻んで、一人の時とみなと一緒の時にどのように感じたかということを掘り下げていった。生徒たちの反応は、一人だと寂しい、不安などネガティブな気持ちを抱き、みなと一緒だと楽しい、安心といったポジティブな気持ちを抱いたといったものが多かった。ただ単にリズムを刻むだけなのだが、一体感のようなものが生まれていた。
 次におもちゃのような楽器も混ざったものを各々一つ好きにとり、それを講師がピアニカで奏でる「となりのトトロ」の曲「さんぽ」に合わせて好きに鳴らすということを行った。吹奏楽部の生徒も多く参加していたためか、指示はなくともそれなりに合わさったものになり、ここでも一体感と楽しさを感じた生徒が多い様子であった。
 次にドレミパイプという音毎に色の付いたパイプを、同じ音の人たちは同じリズムを刻み、全体で合わせた。グループごとに決めたリズムを合わせただけなのだが、曲のようなものになり、最後は歩きながらそれを鳴らすということを行い、まるで簡易のマーチングバンドのような雰囲気になっていた。
 最後の体験は、ベルや鉄琴のような綺麗な音の出る楽器を各々一つ持ち、それを順番に鳴らしていった。不思議な落ち着きを感じる空間となっていた。
 終わりに一人ひとり感想を述べていった。その中には、音楽とは楽器を必死に練習し曲を演奏できるようになることだと思っていたが、今回のような単純に音を出しみなで合わせるだけでも楽しさを感じると気付いたといった、音楽の再評価につながる体験となった様子がうかがえる感想が多くあった。

生徒の感想
・一人が持つ音は1つでもそれが大勢集まれば素敵なハーモニーになることが実感できて楽しかった。
・音楽というと練習した曲を披露するというイメージが強かったのですが、実際に参加してみて音楽はもっと身近にあり、おもちゃや手拍子だけでも楽しめることを知ることができました。
・音楽療法という普段は関わりのないことについてアクティブな体験を通してよく知ることができた点。自然と街中にある音など、作ろうと思って作った音でなくても人の心を動かすものがあることを改めて実感した。また音楽や音が人に与える力の大きさや、私の原点である音を楽しむことの素晴らしさを再認識できた。

◆トピックコード 417 
安全・安心な水を考える ~SDGs目標6の達成に向けて知っておきたいこと~
北里大学 医療衛生学部・教授 清 和成 先生
参加生徒数 5名 報告者名 シェバ マグノ

 

トピック内容
The lecture was all about one of the SDGs which is clean water and sanitation. The United Nations wants to ensure availability and sustainable management of water and sanitation for all. Water is essential to life and it is used mainly for human consumption. Unfortunately, some people could not access clean drinking water especially those from developing countries. Every year, 2-5 million people die due to water-borne diseases such as diarrhea. On the other hand, Japan has access to clean drinkable water which accounts for 200-300 liters per person a day. The consumption of water is more than the supply of water. Therefore, the need to save it is very vital. Along with other advanced countries, Japan is also a forefront when it comes to human development. Therefore, it is a duty to help provide sustainable drinking water for everyone.

生徒の感想
・SDGsの捉え方を改善することが出来た。今まで身近にないものと思っていたり、自分には理解できないものと考えていたが、わかりやすい図や絵と説得力のある説明によって日本とSDGsについて学ぶことができた。
・水不足や水の安全性の問題を世界的に改善していく必要があることがわかった。
・日本は当たり前のように蛇口から綺麗な水が出てくるが、世界には雨水のようなものを使用している国もたくさんあり、日本の水道のありがたさを感じるの同時に、たくさんの人に綺麗な水を提供したいと感じた。

 

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