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グローバルウィーク・ダイジェスト2018-3日目(11/2実施分)
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お知らせ

2018/11/14

グローバルウィーク・ダイジェスト2018-3日目(11/2実施分)

順天高等学校のSGH活動の一部として、10月31日(水)~11月7日(水)までのうちの5日間(31日、1日、2日、6日、7日)に「Global Week 2018」を開催しました。この期間、平常授業を午後2時で打ち切り、国内外の大学の研究者や大学院生、大学生、企業や団体の職員、順天高校の卒業生や在校生が、順天高校生徒や(一部中3生)、他校の中学高校生(文京区の郁文館夢学園=郁文館中学校、郁文館高校、郁文館グローバル高校、の生徒)、教職員と共有したい話題(トピックと呼んでいます)を持って集まり、これらの話題提供者と生徒教職員が、ともに正解のないグローバルな問題について学びあう機会を持ちました。参加するトピックは生徒が主体的に選び、学校側では人数調整を行いませんでした。一部のトピックは少人数になりましたが、その分、本来の目的である「話題提供者との個人的つながりを作る」贅沢な時間となりました。今回は11月2日(金)に行われた3日目のダイジェストを各トピックの運営担当者よりご報告致します。

◆トピックコード301  「英語以外の外国語」
神田外語大学 言語教育研究所、特任教授  黒田 龍之助先生
参加生徒数 26名 報告者名 浅輪 旬

 

1. トピック内容   
「英語以外の外国語」のテーマでのお話でしたが、導入からロシア語を紹介していただきました。まずは「外国語を学ぶときにやってはいけないこと」を各自で考えました。今までの外国語学習の経験をもとに、「意欲を失うこと」「目標もなくなんとなく勉強する」など様々な意見をもっていました。すると先生からは、セルビア語の数字を「意味もなく」覚える課題が出されました。参加者はみんな初めて見るセルビア語に戸惑いがありましたが、先生が0から9を丁寧に教えてくれました。教員も含めて参加者全員が必死に練習し、教室はセルビア語の数字で満たされていました。その過程で、外国語を学ぶ際にその場で覚えることや発音を確認する重要性を教わりました。実はセルビア語には、参加者に慣れ親しんだローマ字以外にもロシア語等に用いられるキリル文字の2種類がありますので、今度はキリル文字にも挑戦しました。あっという間の90分間で、最後は先生に対しての質問コーナーでした。「なぜロシア語を勉強したのですか?」「1番最初に外国語を学ぶ時にすることは何ですか?」「日本語は難しい言語ですか?」など、数多くの質問が飛び交いました。最後には心強い先生の言葉、「外国語の魅力は、AIに勝てそうです」で終わりました。参加者全員にとって、これからの外国語学習がより有意義なものになるでしょう。黒田先生、ありがとうございました!

2.生徒の感想
〇全く読み方が分からない文字でも講座の後には読めるようになり驚いた。「音→語→文」と学ぶことで理解しやすくなり、外国語に対する苦手意識もなく学べると思った。
〇他国の言語の学び方を、実践練習を通して見つけることが出来たことが最大の収穫だったと思います。

 

◆トピックコード 302「世界遺産になる」とはどういうこと?:国際法を分析してみよう」
明治大学  文学部 准教授 山田 亨先生
参加生徒数 21名  報告者名 平田 嘉納子

 

1.トピック内容
世界遺産の現在の数からスタートし、世界遺産について法学的に考えてみようということでした。
世界遺産登録プロジェクトや法の翻訳作業「法的な担保」とはなにか?グループでの話し合いや発表をもとにして、①都市計画法②森林法③自然環境法④自然公園法⑤景観法などについて解説をして下さいました。
今年の6月30日にユネスコの世界遺産委員会で「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が日本の22番目の世界遺産としての承認を受けました。そのことに関して地元の方は賛否両論あり、メディアでは、キリシタン関連する史跡や教会がある地域における観光客の増加や地域活性化が話題となっていますが、そもそも、世界遺産とはいったい何なのか?「世界遺産になる」ということは、その地域に住民の生活についてどのような影響をもたらすか?ということを考えながら、世界遺産の法律としての側面に注目して、国際法を中心に法律と私たちの生活について一緒に考えながら解説をして下さいました。

2.生徒の感想
・世界遺産には国際法が用いられていて、法の下で管理されていることを詳しく学ぶことが出来た。
・元々世界遺産には興味があって色々と調べることがあったのですが、それを法律の面から考えられた。
・新しい観点から世界遺産を見つめることができました。
・観点から世界遺産を見つめることができた。
・自分から積極的に発言することの大切さを学びました。

◆トピックコード303  「解決されない民族対立――ユダヤ人、イスラエル、パレスチナ問題」
学習院女子大学 国際文化交流学部 国際コミュニケーション学科 教授 武井 彩佳先生
参加生徒数 23名 報告者名 小見山 太郎

 

1. トピック内容
現在も解決されていない民族問題、パレスチナ問題に関するトピックでした。特に、ユダヤ人が迫害されてきた歴史、イスラエル建国の背景について詳しく解説していただきました。ユダヤ教・キリスト教・イスラーム教における「神」は本来同じであること、それぞれの宗教でイェルサレムが特別な場所であることなど、初めて知ったという生徒もいました。そもそも「ユダヤ人」という考え方が、差別の中で「人種化」され生まれた概念であるということに驚いた生徒もいたと思います。また、第二次世界大戦におけるホロコーストでは、単純計算で1日3000人のユダヤ人が殺されたということは衝撃的でした。現在起きている問題点にだけ目を向けるのではなく、その宗教的背景、歴史的背景を踏まえて、多角的な視点を持って考察しなくてはいけないということを、改めて実感しました。
2.生徒の感想
・以前から気になっていたイスラエル建国の背景 また中東戦争の成り立ちを詳しく知ることができました。
・よくニュースで取り上げられているパレスチナの問題についての理解が深まりました。

◆トピックコード 304 「国際的なHIV/AIDS対策:サハラ以南アフリカを対象に」
学習院大学 法学部政治学科教授 元田 結花先生
参加生徒数 7名  報告者名 奥沢 怜央

 

1. トピック内容
国際的なHIV/AIDS感染拡大の歴史やその対策の歴史を、幅広く講義された。
「エイズは貧困の病」。これがトピックである。現在のエイズ患者は3600万人、全世界にいるように見えるが、感染拡大は、近年は6割がサハラ以南のアフリカ大陸の国々に集中している。そのうちの10%が15歳以下とのことだ。1990年代から2000年初頭にかけて、アフリカの青年層で爆発的に拡大したエイズは、アフリカの国々の青年・中年層の行動力、生産力、ひいては行政力を低下させた。その結果、親がいなくなり、エイズ孤児が増加した。途上国の財政は基本的に赤字なので、社会保障や保健関連の予算がカットされ、衛生状態は最悪になっていったとのことである。貧しさがエイズを広げることを認識させられた。今は少しずつ治療薬の値段も下がり、16万円/日から、3500円/日に治療代が下がったとのことである。(ドーハ宣言)

2.生徒の感想
エイズには発症を抑える薬があると知っていたが、社会面での対策が整っていないことがあるとわかった。ロールプレイシナリオでは、彼氏に打ち明けられない彼女がいるというシナリオを読み、改めて社会面での対策が必要だと思った。また、海外援助は本当に必要なのかと感じました。援助をしなくてもある程度現地の問題を現地で解決する選択できると思った。援助で余計混乱が増すこともあると感じた。今まで海外援助はいいことばかりと思っていたが、この講義で考えることができた。

◆トピックコード305 「”世界の戦争とその犠牲者たち”~赤十字の使命と共生社会への道~」
(1)国際人道研究センター(2)秋田赤十字看護大学 (1)所長(2)教授 井上 忠男先生
参加生徒数18名 報告者名 

 

◆トピックコード306 「おもしろまじめな芝居のミカタ ―今日の世界は演劇によって再現できるか― 」
獨協大学 外国語学部英語学科 教授 児嶋 一男先生
参加生徒数30名 報告者名 高橋 昌伸

 

1. トピック内容
 ウエイン(男)は恋人の女性スカウトと無差別殺人を繰り返し、ビバリーヒルズにある映画監督ブルースの豪邸にたてこもっています。豪邸の外は警察およびマスコミで大変な騒ぎです。人質にはブルースの妻などがいます。ウエインはワイドショーのカメラマンとレポーターを邸内に入れ、自分たちのたてこもりを全米に実況中継させ、瞬間瞬間の視聴率を測定できる機械を見て興奮しています。
 ベン・エルトンの小説『ポップコーン』を芝居に翻案した作品のラストシーンです。この舞台劇の台本を読んで、プロの俳優さんの映像を5分見て、私たちメデイアの受け手側の責任について考えてみました。
 今回の講義でこのラストシーンを見るに当たり、O.J.Simpsonの事件やRodney Kingの事件が背景にあります。この2つの事件を知った上でこの芝居を見ると、いろいろな角度から観ることができます。見方によっては味方になることも有るかもしれません。
2.生徒の感想
・演劇から見るメディアの裏側、意味を考えることの大切さがわかった。また、物事は伝え方によって伝わり方も変わってしまうので事実だと思ったことが事実ではない可能性もあるということを意識して情報を得るべきだとわかった。
・新聞やテレビのニュースの中には、事実があやふやに書かれたものもあり、ワイドショーなどでは事実ではないものを事実かのように報道していたりするので、ニュースを聞くとき見るときは、目前の文字や人々の言葉にすぐに反応・騙されずに慎重に聞く見ることが大事である。
・今世の中には沢山の情報が転がっていますが、それが本当に確かなのかを考えさせられるようでした。また、ニュースやワイドショーなど、私たちが見ている情報番組には音楽が流れていて、それによって私たちの感情も左右されるのではないかという意見がとても印象的でした。
・刺激を強める表現を用いることで、もし偽のニュースでも本物のニュースだと思い込んでしまうこともある。ハーフの人たちが増えているため、~系日本人が出てくるかもしれない。BGMが流れているか、いないか、種類などによってそのニュースが真実か嘘か人は感じる。

◆トピックコード307  「プレイステーション 対 任天堂64 ~ ビジネスイノベーション事例から学ぶ」
KIT虎ノ門大学院  イノベーションマネジメント研究科 教授三谷 宏治先生
参加生徒数41名 報告者名 小寺博明

 

1. トピック内容
錯視効果についての反応について実験や確率についての問題を通して知識があるということが思考の邪魔をする場面を学び、考え込むことよりも動くことが大切であるというような内容の話がありました。その後、ファミコンやスーパーファミコンの力で栄えた任天堂に対して、ソニーのプレイステーションがどのように勝負に出たか、ターゲット、バリュー、ケイパビリティ、収益モデルの観点から分析していくワークショップを受けました。

2.生徒の感想
様々な視点で商品、特にゲームが売れる仕組み、理由を考えることができた。自分の身近なところにある物で考えたので、すごく理解がしやすく、別のものはどうなのだろうという疑問を持ち、考えることができた。

◆トピックコード 308 「伝わるプレゼンテーション:スライドショー準備のポイント」
北里大学 一般教育部自然科学教育センター 准教授 野島 高彦先生
参加生徒数 29 報告者名 吉野 裕紀

 

1. トピック内容
スライドショーを中心としたプレゼンテーションを「おこなう」立場になったときの効果的な準備の方法と注意点等について、良い例と悪い例を比較しながら、その基本的な考え方を解説していただきました。
【効果的なスライドショーにするためには】
 ① 目標設定(何を伝えたいのか)から始める。いきなり、思いつくままスライドショーを作成することは時間と労力の無駄。
 ② 聞いてくれる人にスライドショーの内容を理解してもらうことが目標ではなく、スライドショーを見た後に何等かのアクションを起こしてくれるようなスライドショーを作成すべき。
 ③ 説明する順番は、一番大切なことを一番最初に伝える。
 ④ 資料に載せる内容は、最小限でOK。文字がなくても伝わる場合は、不要。よって、余計なことは削除する。
 ⑤ 文字は「明朝体」ではなく「ゴシック体」が見やすい。
 ⑥ レーザーポインターを使用せず、アニメーション機能を使って効果的に伝える。
 ⑦ パワーポイント画面のコピー配布は不要(聞いてくれる人がスピーカーに耳を傾けなくなるため)
などの有効な方法をたくさんコンパクトに教えていただきました。講義のあとに積極的に色々と質問している生徒も何人かいました。

2.生徒の感想
・ プレゼンを作るとき一番最初にやることを知った。
・ いかにプレゼンの内容を効率よく伝えるかの方法がよく分かった。
・ スライドについて学校では教えてくれない貴重な体験になったので良かったです。
・ プレゼンテーションをうまく伝える方法を知ることができた。

◆トピックコード309 「キューバ革命に至る道筋」
外務省 嘱託分析官 由井 哲治先生
参加生徒数19名 報告者名 海野 陽

 

1. トピック内容等
 「キューバ革命に至る道筋」と題したトピックで、昨年のグローバルウィークで行った「世界論システム」に続くものである。キューバ革命に対するアメリカの深い関わりについて、その背景ならびに、当時のアメリカ政府の考え方を解説した。そもそもアメリカという国が現在に至るまでどのような考え方で外交を行っているかといった点もご教授いただいた。

国と国は争ってはいけない、なぜならば国は家族や個人のように近所トラブルが起きたらといって引っ越すことができず、隣国関係は移動によって簡単に変えられるものではないからである、という平和の理念が提示された。生徒たちが現在世界で起きていることを身近に感じられる、まさにグローバルな内容のトピックであった。

2.生徒の感想
・歴史の教科書とは違った視点から見ることで、新たな発見があることを知った。
・砂糖の生産、自国のみもしくは自分のみ良ければ良いという考えが結果的にキューバ革命のきっかけの1つになったと考えられるという事。
・1つのものに焦点を置いて世界の流れを見てみると、より面白い動きを見ることができることを学んだ。
・キューバ人民は自由・独立になる権利を持っているのに、キューバは国内的に不平等・不正義である事が分かりました。

◆トピックコード310  「からだの仕組みから見る「くすり」の作用する仕組み」
モンヴェール農山 食品衛生管理者(薬剤師) 木村 太二
参加生徒数 33名  報告者名 木村 三華

 

1. トピック内容
ジェネリック医薬品≠後発医薬品 の意味と、解釈をクマさんのぬいぐるみを例にしてみると…。
医薬品添付文章に記載されている生物学的同等性の見方、剤形の種類。くすりは基本的に結合して作用するため、「作用する場所」の仕組みが分かれば作用する仕組みがわかる。身体で情報のやり取りをしている伝導と伝達から、細胞の内外に存在するイオンの流れ/出入り(伝導)が、細胞の活性と抑制に作用している。それを局所麻酔薬や抗不整脈薬、抗てんかん薬に当てはめて考えた。細胞間の伝達物質は、基本的に3種類であり移動距離で分けている。また、局所麻酔薬、鎮痛薬、抗炎症薬の違いを化学構造式から。抗生物質、抗菌薬、薬剤耐性菌、抗ウイルス薬について、細菌の細胞壁・ウイルスの構造や感染様式から考えた。名前の暗記ではなく、ヒトの生物的仕組みをベースに薬の化学構造と照らし合わせる考え方を、身近なものを例として認識し、新しい捉え方・考え方を得られた。

2.生徒の感想
・自分の進路に役立つような話を聞くことができた。薬剤師という職業はもともと自分の視野に入っていたためこのトピックを選んだが、終えてみてさらに興味が増した。ものすごく有意義な時間を過ごせたと思う。
・伝導の話で、チャネルを使って分極になる仕組みがとても論理的だと思った
・普通はそれぞれの受容体についての機能を覚えるらしいが、チャネルと分極の仕組みを理解さえすれば、その機能は当たり前に思えた。
・一つの仕事に就くのに複数の分野を勉強する必要があるのを実感した。
・いろいろな薬の種類があって、ひとつひとつ役割が違うことや、身近なものなのにあまり詳しく知らないことがあったので、そのことについて理解を深められた。

◆トピックコード311 「NPO/NGO・社会的企業のミッションマネジメントと寄付」
立命館アジア太平洋大学 准教授 上原 優子先生
参加生徒数10名 報告者名 大河原 崇

 

1. トピック内容等
企業理念を従業員に浸透させるとともに、その企業がその理念に基づいていかに社会に貢献するかについて映画やライフストロー(実物)などを用いてわかりやすく解説していただいた。特にNPOやNGOがどのような場合に寄付金を受けとるか、受け取らないかなどをクイズ形式で生徒に考えさせ、グループワークをさせた場面では生徒は様々な視点から考え、意見を発表することができていた。映画「ブラッド・ダイヤモンド」を教材にダイヤモンドから得られた利益が寄付金として受理されなかった件などを紹介し、企業理念と寄付の関係について理解を深めることができた。

2.生徒の感想
・NPOやNGOなどの活動が寄付金で成り立っていることがよくわかった。また、寄付金を貰うことの責任についても知ることができた。
・日本と世界との違いが分かった。ので、それらを意識して、少しでも貧しい国を救いたい。
・今回の講義は自分の知らなかったことが多かったのでとても勉強になりました。自分達が少し寄付するだけで多くの人達が救われるのでもっと協力していきたいです。
・世界の発展途上国の紛争などによる悲惨さ

 

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