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グローバルウィーク・ダイジェスト2018-1日目(10/31実施分)
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お知らせ

2018/11/08

グローバルウィーク・ダイジェスト2018-1日目(10/31実施分)

順天高等学校のSGH活動の一部として、10月31日(水)~11月7日(水)までのうちの5日間(31日、1日、2日、6日、7日)に「Global Week 2018」を開催しました。この期間、平常授業を午後2時で打ち切り、国内外の大学の研究者や大学院生、大学生、企業や団体の職員、順天高校の卒業生や在校生が、順天高校生徒や(一部中3生)、他校の中学高校生(文京区の郁文館夢学園=郁文館中学校、郁文館高校、郁文館グローバル高校、の生徒)、教職員と共有したい話題(トピックと呼んでいます)を持って集まり、これらの話題提供者と生徒教職員が、ともに正解のないグローバルな問題について学びあう機会を持ちました。参加するトピックは生徒が主体的に選び、学校側では人数調整を行いませんでした。一部のトピックは少人数になりましたが、その分、本来の目的である「話題提供者との個人的つながりを作る」贅沢な時間となりました。今回は10月31日(水)に行われた1日目のダイジェストを各トピックの運営担当者よりご報告致します。

◆トピックコード 101
「スマートフォンを使った英語を使った生徒のやりとり」
 杏林大学 Writing Center Special Lecturer Jason Somerville先生 
 参加生徒数 25 名 報告者名 吉野 裕紀

 

1.トピック内容等
今日のモバイル端末のアプリは、教育や言語学習、とりわけ学習者の共同活動や社会的なやり取りのための貴重な手段であることが示されています。今回のワークショップでは教室内の環境でスマートフォンを使って英語の授業を実施していただきました。生徒たちはスマートフォン及びアプリを使ってコミュニケーションや共同活動を行いました。紙と鉛筆、テキストがなくても英会話を楽しむことができる、というスタイルの授業を展開していただき、生徒も楽しく参加していました。
(具体的な内容)
・パートナーと、スマホを使わずに簡単な英会話
 パートナーとスマホ上で音楽に関するクイズに答え、その回答をスマホで回答する。
(その答えが同時進行で集計され、どのチームが一番得点しているかがわかる)
・グループごとに、人気のある曲TOP10 を英語でディスカッション、その後各自の考えに従ってスマホを使ってTOP10 の回答
(そのアンケート結果が同時進行で集計され、クラス全体のTOP10 が集計され画面に映し出される)
・パートナーと教室内で離れた場所に立ち、ライン電話を使って音楽に関する英会話 など。

2.生徒の感想
・今回、紙を使って授業を受けるのかと思っていましたが、全て話して、オンライン上で授業をしていたのがとても印象的でした。実際その方が私も話しやすく、他の学校の初対面の人とも楽しく、英語で話すことが出来ました。なので、積極性や授業に対する姿勢を改めることが出来ました。とても楽しかったです。
・日本語を使わず、英語で話すこと。ペアで指定された課題についてこたえるだけでなく、そこから話を膨らませてコミュニケーションをとることができました。だから、英語を完璧に話せなくても自分の考えとかを伝えることが重要なのだと思いました。

◆トピックコード 102
「理解とは何か? ―折り紙を通じて―」
 早稲田大学 創造理工学部 総合機械工学科 教授 石村康生先生 
 参加生徒数 25 名  報告者名 吉原 正寛

 
 

1. トピック内容等
紙を折ることを通して、物事を理解することを学んだ。「ミウラ折り」を実際に折り、折れるとはどういうことかを考察した。二回折ることができた場合にできる4つの角について考えた。対角の和が必ず180度になるということを学び、物事には定義や概念があり、そのことを具体的事象を通して理解する道筋を知ることができた。ちなみに講演者はJAXAの研究員をしていたこともあり、人工衛星にも折り畳みの技術が使われているということを見せることで、折るということに対して生徒の関心を引く技術はさすがであった。

2.生徒の感想
・三浦さんは誰も必要としていない中で三浦折りを考案した、という話を聞いたこと。つまり「需要は後からやってくる」という観念を彼は持っていたといえる。私にとってそのような考え方はかつて耳にしたことがなく、とても新鮮でセンセーショナルに感じた。
・理解に大切なものは、「定義」「一般化」「評価」である。「一般化」では条件緩和、「評価」では評価の仕方をはっきりさせる必要がある。

◆トピックコード 103
「 In a global world, is technology killing our culture?」
 杏林大学 総合政策部 教授 Malcolm H Field先生

 参加生徒数 13名 報告者名 丸山邦夫

 

1. トピック内容等
In a global world is technology killing our culture?
・「テクノロジーとは何か。文化とは何か。」の定義づけ、それをもとに、過去からの様々な歴史的変遷と現在の実態を多角的な視点から、今後の人類の未来がどうなるかを考察した。
・文化にはいろいろな側面があり、生活習慣、歴史、地域、など一言では言えない。まさにそれは海に浮かぶ氷山のように、見える部分以上に、隠されている部分がおおきくあり、その総合がまさに文化である。
・新しい道具の開発とその利用法方法の変遷があるが、現在の携帯電話やSNSの進歩は、必ずしも、人々に良い影響を与えているとは限らない。
こうしたことをもとに、未来はどのような世界になり、どのように生きていくべきかを考える必要があるが、皆さんは、どのように考えますか?

2.生徒の感想
・文化は常に変化していて、しかも、簡単にすべてを把握することができない。たとえば、海に浮かぶ氷山のように、ほんの一面を見ただけでは、全容はわからないことがわかった。
・文化は変化しているが、技術の発展とともに、コラボして、新たな芸術や文化が生まれるであろうことが分かった。
・技術の進歩は、100年前の予測と同様に、これからの100年もある程度予測することができることに理解ができた。
・日々の技術と生活の関係を深く考えるきっかけとなった。

◆トピックコード 104 
 世界の成り立ちとグローバルイシュー 「発展途上国の人々の役に立つ国際協力とは?―カンボジアを事例に―」
 昭和女子大学 国際学部国際学科 准教授 米倉 雪子先生
 参加生徒数 18名 報告者名 堀内 進

 

1. トピック内容等
★国際協力をするうえで大切なことは
1.現地事情を知る【カンボジアの歴史と現状⇒人々が直面する問題は何か】
『内戦から立ち直りつつあるが、公共サービス・基礎教育・保健医療制度が遅れている。また、各国からの援助が入っているが、その横のつながりも大切である。』
2.開発協力をした後の確認をする
①最貧困農家の子供たちが確実に初等教育を受けられるようにするプロジェクト(HMB1)
②カンボジア農村で農業・食・栄養・健康・生計改善を同時にめざすプロジェクト
『CEDAC が農業指導をしてきたが、結局のところ現地の方々の内発的動機付けがないと成果は出ない。
また、プロジェクトを実行しただけでなく、その成果が現地の人々にも目に見えて分かるようにしてあげることが大切である。』
3.政策提言(アドボカシー)活動をする
『援助そのものは大切であるが、最終的にカンボジアだけで活動できるようにさせることが必要であり、そのためにも政策提言が大切になってくる。』

2.生徒の感想
●国際協力はひたすら自分の思いでやるのではなく、状況に沿って国際協力をすることが大切であることを知った。それは評価5項目である妥当性、有効性、効率性、インパクト、持続性に基づいてやるとカンボジアだけではなく他の貧困国家も経済発展が進みやすくなるだろう。そしていくら外国から支援を受けても政府が変わらないと国の変化がしにくいため、良い政府を作らないといけないことを知った。今日の講演会でわかったことを啓発として、今後自分が国際協力においてできることはなんだろうと考えていきたい。

◆トピックコード 105
「ムーンショットアプローチで持続可能な社会を考えよう!」

 明治学院大学 教養教育センター教授 高桑 光徳先生
 参加生徒数 12名 報告者名 小泉 信治

 

1. トピック内容等
・SDGsについて
1. 個々が興味のある分野を挙げ、その問題を解決する上で何をすることが必要なのか。
例:性差別をなくすこと。土俵上で倒れた区長を助けるために、女性看護師が登り問題となったことについて。女性が強くなり、相撲が普及していけばいいのではないか。→正解はないけれども、色々な考えを挙げて問題意識をもつことが大切。
2. 諸問題を考えるうえで逆の立場を考えることが大切。
例:プラスチック製品の処分が海洋問題につながっている。しかし、プラスチックを減らすだけではそれで商売をしている人たちが困ってしまう。逆の立場に立たないと持続可能な発展はない。
3. 功罪両面を考えることが大切。
例:大きな社会的「進化」の例
スマートフォンの普及に伴い、レアメタルの価値が上がる。アフリカ大陸ではレアメタル鉱山が多く、大きな利益が見込まれるので、地域の武装集団が採掘権を確保しようとする。利権を取り合う武装集団間紛争が起きている。つまり、紛争の原因の一端に自分たちがあるという意識を持つことが大切。

2.生徒の感想
・SDGsは国の問題ではなく、世界規模で考えることが大切だと実感した。
・アイスブレイクで、ボディーランゲージを使いながら誕生日順に並ぶことが意外と難しかった。
・他校の生徒とグループワークをすることができたので、いい刺激になった。自分があまり物を知らないということを実感した。
・明治学院という大学を知ることができた。普段の授業よりも自分の意見を考えないと参加できないスタイルの授業だったので、疲れたが楽しかった。

◆トピックコード 106
 「地球からのメッセージをあなたに〜自分の使命はなんだろう〜」
 特定非営利法人 SC HURRAY 代表理事  松本真奈美先生
 参加生徒数 22名  報告者名 潮田 真理子

 

1. トピック内容等
【自分の使命はなんだろう】
他人のではなく自分の価値観で人生を歩んでいくには自分の存在意義・使命を考えていくことが必要だ。これまでもいくつかあったであろう人生のターニングポイントはこれからも増えていくが、すべての経験が未来へ繋がっていく。松本先生自身、外国の人は自分とは違うと思っていたが、あるきっかけで人間の嬉しい気持ちは一緒でもっと仲良くなれるはずだとだと思い、笑顔の力を確信し、活動をしてきた。
外国で友人をつくるのに必要なこと:相手を思いやり尊敬すること。その国の歴史・文化・宗教を勉強してから行くこと。そして自分を好きになること!

2.生徒の感想
・夢を追い、叶えることは何歳になっても出来ることで、どんな仕事についたとしても、自分の使命や、やりたいことについて常日頃から考える必要があるということ。
・将来どういうことがやりたいのか全く定まってなかったが、自分の好きなことを全力でやればいいと言うのを聞いて、自分も松本さんのように世界と日本をつなぐ架け橋になりたいと思った。
・自分がその時にやりたい事、挑戦してみたいことは後になって後悔するからやったほうがいいということ。自分のターニングポイントを振り返ってみること。積極的に行動すること。外国に行った時に本当に必要なのは、言語ではなくて自分のこうしたいという気持ちや意欲、積極性が大事だなと思いました。努力をたくさんすることでいつか必ず目標は達成できる。

◆トピックコード 107
 「女らしさ」「男らしさ」で勝負する?-恋愛と結婚とキャリアについて考えよう
 法政大学 キャリアデザイン学部 キャリアデザイン学科 准教授 寺崎里水先生
 参加生徒数 79名 報告者 松本 遼

 

1. トピック内容
私たちが自身のことを男性と規定したり、女性と規定したりというのは、もちろん生まれながらの要因もあるが、一方で赤ちゃんとして生まれてすぐ、女の子ならピンクの物を身につけさせられ、男の子なら青の物を身につけさせられたりすることで、周囲によって社会化され、「自分は女の子だからかわいい物を」とか、「自分は男の子だからかっこいい物を」などと当たり前のように選択していくことになる部分があるのだということが紹介された。また、物事の解決の手段として暴力に走ってしまう男の子が多くみられるのは、幼児期からアンパンマンや戦隊モノによって悪は正義によって暴力を用いて制されるというストーリーのアニメに触れていくことで獲得していくと考えられるという興味深い視点に気づかされた。一人ひとりがそういった幼い頃から無意識的に与えられているものに影響を受け、それに影響を受けた人が集まり社会を形成しているという切り口から、今の社会の問題点を改善していくためには人間の価値観を根本的に変える必要があり、そのためにはどのように人を社会化していくことが大切かということでお話が終えられた。生徒たちが小さいころに見てきたアニメの話をきっかけに生徒自身の体験を引き出しながら、納得させられ、また興味深く話題に入り込めるような仕掛けがあちらこちらにちりばめられた有意義な時間であった。
2.生徒の感想
〇身の回りの広告や商品はよく考えてみると私たちに対してメッセージを投げかけているということを学びました。
〇ジェンダーというのは意識的ではなく自然に意識しているもの。自分が意図していなくても意外なところで異性の人を傷つけるような発言をしてしまっていることがある。
〇男女と行動のイメージのアンケート結果から、ジェンダーに関する固定概念やイメージはここ10年以上の間変わっていないことに驚いた。自分の中では年々変わってきていると思っていたが、未だにジェンダーバイアスは大きく存在していることがわかった。
〇「男らしさ」「女らしさ」が本当にいろいろな面で無意識的に社会化されてしまっていること、また、その社会化次第では今とは違った個人が生まれるのではないかという可能性について、などを学んだ。

◆トピックコード 108
 「重力波を用いた新しい宇宙観測」

 東京大学大学院理学系研究科 物理学専攻 物理学科 助教 道村 唯太 先生
 参加生徒数 30名  報告者名 高橋 昌伸

 

1. トピック内容等
2015年9月14日に人類は重力波の初検出に成功しました。重力波を用いた全く新しい宇宙観測の時代が始まったといえ、大きな質量を持つ恒星質量ブラックホールの発見や連星中性子星合体とガンマ線バーストの同時観測など、次々と宇宙の新しい姿がとらえられています。来年末には日本の重力波望遠鏡「かぐら」も観測に加わり、さらに詳しい観測や新しい発見がもたらされることが期待されています。
<講義内容>
・一般相対性理論における重力の例として、トランポリンに重さの違うものを置き、引き付けられる様子を映像で確認する。
・重力波形からわかること。
1) 遠いと音が小さくなる。(大太鼓は低音・小太鼓は高音)
2) 振幅から距離がわかる。
3) 振動数から2つの天体の質量がわかる。

2.生徒の感想
・新しいことの解明に挑戦し続ける物理学について知ることができました。
・光でも宇宙を観測できない部分があるときは、重力波で観測することができるということを学びました。
・重力波を中心とした、現在の宇宙観測を知ることができ、重力波を観測しどのようなことが得られるか、またその歴史も知れて、良い経験でした。

◆トピックコード 109
 「
再生可能エネルギーを担う人づくり」
 東邦大学 理学部生命圏環境科学科 専任講師 竹内彩乃先生
 参加生徒数 9名 報告者名 栗原好典

 

1. トピック内容等
再生可能エネルギーとは、太陽光、風力、地熱などの自然由来のエネルギーのこと。持続可能な社会づくりにおいて、再生可能エネルギーの利用は不可欠である。ただ、従来のエネルギー産業と異なり、地域との連携や新産業の創出という側面で期待されている。それを実現できる人材の育成が必要になっている。話題提供者は日本とドイツの企業で、再生可能エネルギーの導入に携わってきたかたで、事例を紹介しながら、今再生可能エネルギーの分野で、どのような人材が必要とされているか参加した人と一緒に考えた。高校の学びと大学の学びの違いなど最後に教えていただいた。
2.生徒の感想
先生がなぜ再生可能エネルギーに興味をもったのか、そして現在の日本のエネルギー自給率、日本の再生可能エネルギーについての問題点などが分かった。地域活性に再生可能エネルギーを活用できないか検討していることに興味を持った。

◆トピックコード 110
 “人も動物も満たされて生きる”アニマルウェルフェア畜産の世界

 日本獣医生命科学大学 応用生命科学部動物化学科名誉教授 松木 洋一先生
 参加生徒数24名 報告者名 高谷 哲司

 

1. トピック内容等
「人も動物も満たされて生きる」アニマルウェルフェア畜産の世界
私たちがふだん何気なく食べている卵や肉は「食べ物」であるが、それらの元となっている豚や牛や鶏は、果たして「モノ」だろうか?そうではないだろう。それらは「命」である。私たちはふだんから「命」を育て、それを殺し、「モノ」として販売し、「モノ」として食べている。20 世紀という時代は、生産性・効率性を高めるために家畜の「命」を「モノ」として管理する方法が大きく発展した時代であった。しかしながら21 世紀に入り、欧米諸国は家畜を「命」ある動物として飼育する「アニマルウェルフェア畜産」へと転換を始めている。家畜の高ストレスをあたえるようなケージの使用などの飼育方法が禁止されているのである。それ
に対し、日本ではアニマエルウェルフェアの認識自体に乏しく、社会的な取り組みも普及していないのが現状である。本講義では、アニマルウェルフェアの概念からその歴史、日本における取組みなど、アニマルウェルフェアについて幅広い解説が行われた。そして最後に、アニマルウェルフェアを重視するか否かは、私たちの社会観や人生観に深くかかわる問題であることが説かれた。

◆トピックコード 111
 「
日本の学校の始業時刻は医学的には早すぎる?-睡眠医学・時間生物学入門-」
 東京医科大学・菅野病院 医師・医学博士 志村 哲洋先生
 参加生徒数 79名 報告者名 角田 進

 

1. トピック内容等
学校の始業時間は医学的には早すぎる-睡眠医学・時間生物学入門-
〈目的〉
睡眠と体内時計に関する正しい知識を持つことにより、問題を改善する方法を理解する。睡眠医学・時間生物学の存在を知る。
〈内容〉
睡眠に大切な3要素は「量・質・リズム」である。「量」は年齢により大きく異なる。中学生で9時間、高校生で8.5時間を目安とする。「質」は、若年層は通常、熟睡する。「リズム」には光が大きく影響する。体内時計の根源は、光である。子どもは20歳前後に向けて急速に体内時計が「夜型化」していく。高校生は、「平均」が0時寝9時起きであり、近年、日本以外の先進国では、始業時間を遅くし睡眠改善をはかることは潮流である。結果、学業成績向上や病欠減少が挙げられている。「よい睡眠」をとることにより、頭がよくなり成績・学歴が上がる。落ち込まなくなる。今も将来も太らなくなる。妊娠したらこどもが正常におなかの中で育つ。睡眠に対する正しい知識を身につけることで、心身の健康や将来の人生を充実に過ごせる。

3.生徒の感想
睡眠中でも脳は活発に動いている、良い睡眠をすることにより思考速度や計算速度が早まり、成績が上がる。ゴールデンタイムは嘘である等、新たな発見が多くあり、有意義な時間を過ごすことができました。自分にとって当たり前の習慣である睡眠の重要な働きを多く知ることができて、これを機会にもっと睡眠について理解を深めていきたいと思いました。

◆トピックコード 112
 「ミレニアム世代へ – 2025年以降をどう生きるか」

 (株)BUG CORPPRATION 代表取締役 山口 哲一先生
 参加生徒数 25 名 報告者名 和田 光

 

1. トピック内容
ミレニアム世代へー2025 年以降をどう生きるか
これからの社会は文化的な産業活用が必要であり、特に観光・食・エンタメに注目をしている。これからを担っていく世代に必要な職業は何なのか、そしてデジタル化・人工機能・ビッグデータの活用が発展している中で職業選択を考えなければならない。今の生徒はデジタル世代であり、生まれた時から当たり前のように使われているので大人よりも詳しい。これから先の未来がどう変化するかわからないが、新たなアイディアの時代に入っており、それに対応できる人材が求められている。車も無人化になり、渋滞や事故も減っていくし、大学の取り組み方(自分で起業する)も変わってきているので自分がやりたいこと決める。そして多くの人との繋がりを大切にしてコミュニケーションをとることが大事である。

◆トピックコード 113
 「光技術が創る科学と研究者として生きることの魅力」

 東京大学 理学系研究科 物理学専攻 物理学科 講師 井手口拓郎先生
 参加生徒数 21 名  報告者名 肥田 規幸

 

1.トピック内容
井手口先生が研究されているレーザーについてと,研究者という仕事の内容についてのお話をうかがいました。
① 光技術についての紹介
私たちの生活の中には,光技術によって成り立っているものがたくさんあります。光学ディスクやプロジェクタ,レーザーポインターなど,わかりやすく目に触れるものもありますが,電化製品の基盤の作製のように普段目に触れることのないことにも用いられています。さらに最新の研究では,生きた細胞の中の分子の動きや化学反応の様子などを映像化することができるようになりつつあるそうです。
② 科学者,研究者としての生き方
研究者というと,机に向かって黙々と研究を続けている印象を持たれがちですが,実際にはその仕事の内容は非常に多岐にわたるおもしろいものです。様々な国の人と一緒に仕事をするのが普通で,共同で実験したり打ち合わせをしたりと,人と話す時間がかなり多いこと,組織の一員ではなく個人の名前で仕事ができること,国やスポンサーなどに対するプレゼンテーションや予算折衝など,企業の経営者のような仕事もすることなど,私たちがイメージするよりも楽しくやりがいのある仕事なのだそうです。

2.生徒の感想
研究者という人々がどのような生活、仕事をしているのか、どういう経歴を持っているかがよく分かりました。研究をするだけで無く、教鞭、アドバイザーなど色々な仕事をしているとは知りませんでした。

◆トピックコード 114 
 「生物多様性保全の最前線(自然を守る社会の新しい形)」

 東邦大学 理学部 准教授 柴田 裕希先生
 参加生徒数 9 名 報告者名 種村 毅

 

1. トピック内容
「生物多様性保全の最前線(自然を守る社会の新しい形)」と題されたトピックで、主に「生物多様性オフセット」という方法を紹介する話題。人類は環境からさまざまな「サービス」を受け取って生きている。この「生態系サービス」なくして、人間は生命を維持することができない。したがって、環境保全は必須事項である。しかし、人間の生を維持向上するためには、「開発」も同時に必要であり、ここに「環境か開発か」というジレンマが生じる。このジレンマを解消する一つの方法に、「生物多様性オフセット」がある。これは、ある地域を開発しようとするとき、開発に先立って「開発によって失われることになる自然」を他の地域に「移す」もしくは「代替する」というものである。たとえば、東京近郊にあらたに工場を建設しようとするとき、東京湾沿岸地域に広がっている工場跡地にかつてあった自然を再生したうえで、工場建設に取り掛かる、というものである。この生物多様性オフセットには、「生物の命が失われることには変わりはないが、その点に倫理的な問題はないのか」、「自然を再生できるだけの資金をもったものが開発を実行できるとなれば、格差の拡大を助長するのではないか」といった負の側面もあり、現在日本では導入が見送られている。しかし、ドイツやアメリカなど欧米諸国ではとうに実行されている。

2.生徒の感想
「生態系サービス」という考え方が面白かった。水や食べ物も、洋服も、建物も、美しい風景への感動も、すべて環境から受け取っているサービスである。生物多様性オフセットという方法を初めて知った。失われる自然を、他の地域の自然をあらかじめ再生しておくことによって、トータルではプラスマイナス0 にするという発想はおもしろかった。しかし、あらかじめ自然を再生しておく「空地」のような場所がなくなってしまったら、この方法は使えなくなると思う。

 

 

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