お知らせ
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SGH高2 海外研修に向けた事前研修
高校2年生は、今年の7月~8月にかけて、全6コース(シドニー・カナダ・NZ・台湾・ブリスベン・タイ)の海外研修を学年全員で実施します。昨年、高1の10月にコースを決め、事前研修・個別課題研究を続けています。2年生の4月からは出発までに7日間(4/5・4/14・4/28・5/2・5/26・6/2・6/9)10時間以上に及ぶのコース別研修を行っています。今回は、出発前研修も終盤を迎えた、各コースの様子をレポートします。
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6月2日(土)に、高校2年生は海外研修に向けた活動をしました。
いよいよ出発が来月に迫り、各コースともに準備も大詰めです。それぞれの準備の様子を少しずつですがお知らせします。
シドニーコースは、現地で過ごす自主研修の内容を話し合いました。限られた自主研修の時間が有意義に過ごせるように、各グループでインターネットや書籍を参考にしながら話し合いを進めました。
カナダコースに参加する生徒は現地校に通うので、そこで行う日本の紹介のプレゼンテーションの準備をしました。現地で日本がどう思われているのかを知るために、英語のウェブサイトを見るなどして、情報収集にも余念がありません。
また、カナダコースは海外研修の終わりに、現地で学んだことの英語プレゼンテーションも行う予定です。
ニュージーランドコースは、日本とニュージーランドの比較および日本の良さを伝えるプレゼンテーションをします。アニメや食べ物といった文化的なことから、教育や災害など、各グループの取り扱っている話題が多種多様なのが印象的でした。
台湾コースは、前半は旅行会社の方に注意事項や行程の詳細な説明をしていただき、後半は事前研究報告書の仕上げをしました。丁寧に報告書を仕上げる姿はとても頼もしく見えました。
ブリスベンコースも、事前研究報告書の作成です。ブリスベンコースは現地の学校に通い、そこで実験にも参加します。自分たちで設定した課題も理科的な分野のものが多く、生徒同士で「もっとこうしたほうがいい」「その仮説で大丈夫か?」などアドバイスをしあっており、活発な学びあいの場になっていました。
タイコースは、事前研究のミニ発表会をしました。各自が考えた問題意識に基づき、先行研究の紹介や仮説の説明をして、全員で研究内容を共有しました。タイの海外研修に参加した先輩たちの研究内容を参考にするグループもあり、学校の中での学びが引き継がれていて嬉しく思いました。
また、他グループのトピックに対して興味をもち、それぞれ意見や疑問を言い合う場面もありました。それによって自分たちの研究の新たな方向性や足りない視点に気がつくことができた生徒も見受けられ、とても活発な学びの場になっていると感じました。
次回は海外研修前最後の活動で、具体的な行程や注意事項などについての話を聞きます。そのため、生徒が主体的に準備をするのはこの日が最後でした。それぞれの設定した課題に対して、有意義な収穫のある海外研修になることを期待しています。
また、同日、高校1年生は先週に引き続き、フィリピンミニ研究発表会(6/9予定)の準備を行いました。