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SGH高1 立命館アジア太平洋大学(APU)近藤教授「多様性を学ぶ」ワークショップ
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2018/05/26

SGH高1 立命館アジア太平洋大学(APU)近藤教授「多様性を学ぶ」ワークショップ

立命館アジア太平洋大学(APU)の近藤祐一教授の多様性のワークショップがありました。APU卒業生で、韓国出身のKim Dohyung (キム ドヒョン)さん、ベトナム出身のDinh Hai Thl (ディン ハイトオ/日本名ではゆうき) さんがティーチングアシスタントで入ってくれました。キムさんとディンさんは、現在日本の企業の第一線で仕事をしています。

自分の愛する人と会うために、信念を折り曲げなければならなかったローズマリーという女性の架空のシナリオを使いました。ローズマリーを助けるようにみせ、自分の利益のために近寄る男性が登場します。この中でローズマリーは、自分の恋人に会うために、本心と相反する行動を取らざるを得なかったのです。これによりローズマリーは恋人を怒らせることになってしまい、二人は別れてしまいます。登場人物の中で、最も許せる存在と、最も許せない存在に順位をつけるために、グループに分かれ議論しました。それぞれ多様な意見、見方が出て、とても興味深い回答が出ました。

最後に、近藤教授は、何が良くて、何が悪いかというのは、それぞれの経験により変わると生徒に伝えました。価値観はそれぞれの経験により異なってくる、というものなのです。

普段は自分の価値観を他の人と比較する機会はないですが、APUのキャンパスでは、日本人は自分だけという環境もあります。その中で答えを一つだけ選ぶとういことはなかなか難しく、そのため世界では議論や抗争が後を絶ちません。実は今日のワークショップでは、多様性や価値観の違いがあることを理解することが重要でした。

APUでは、全て英語で授業が行われるそうです。今回、近藤先生には、Eクラスの生徒達は英語で、その他のクラスは日本語でワークショップを行ってもらいました。

Eクラスの生徒達は、英語で自分の意見を言うことは難しかったようですが、とても有意義なワークショップでした。

 

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