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2017年度SGH活動報告会
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お知らせ

2018/02/20

2017年度SGH活動報告会

2月16日(金)午後から、2017年度SGH活動報告会と公開事業を実施しました。日本全国より、150名近くの先生方が参加されました。

報告会プログラム

報告会に先立って、13時10分からグローバル課題に関して探究する英語と保健の授業を公開しました。この授業にもたくさんの先生方が見学に見えました。

 

その間、発表する生徒の最終練習を兼ねて、高等部1年生が発表会場を訪れ、高校2年生を中心とする生徒発表を見学しました。

14時30分からは校外からいらした先生方が生徒発表会場(理軒館3階)に入り、海外研修/課題研究の口頭発表とポスター発表をご覧になりました。グローバル探究活動に取り組む専門家として、発表生徒と質疑応答をしていただき、ご質問やご意見をたくさんいただきました。このような交流の機会が、生徒の能力と意欲を育てます。また、参観の先生方には課題研究個別ルーブリックの一部を用いて評価もしていただき、コメントと共に生徒に還元しました。(関連記事はこちら

 

一方、4階の教室では来週に出発が迫った外務省カケハシプロジェクトの派遣生徒23名が、現地で予定されている日本文化の英語による紹介プレゼンを披露しました。こちらにもたくさんの方が見に来ていただき、生徒の刺激になりました。(その他のカケハシプロジェクトの活動はこちら

 

15時20分からは全体会。学校長が大学入試改革と、新指導要領の理念を踏まえて開会のあいさつをした後、本校SGHの「コアメンバー」としてフィリピンに派遣された生徒が、3月のSGH甲子園の予選を通過した英語プレゼンテーションを披露しました。

 

続いて、高大接続改革の中心部分であるe-ポートフォリオを、大学共同コンソーシアムで開発していらっしゃる関西学院大学の尾木先生が講演されました。現在多くの高校大学に最も注目されている話題の講演で、来場者は熱心にメモを取っていました。尾木先生は新しい形の入学者選抜について、情熱をもって語られました。

 

最後に、SGH4年目になった本校の活動を報告しました。4年目になり、SGHは自校の成果だけでなく、他校の成果になるような取り組みを求められています。そこで、今年は来場された先生方の高校でも取り組める事業を中心に紹介しました。SGHで取り組む探究活動は、そのままe-ポートフォリオの学びの記録へとつながり、成果とプロセスを同時に大学に見てもらえる新しい形の出願形態へとつながっていくのでしょう。閉会後も、尾木先生に質問をする来場者の長い列ができていました。

 

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