お知らせ

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高1 SGH 日本政策金融公庫によるビジネスプランワークショップ
10月28日(土)、高1SGH GLAP-Aの生徒を対象としたワークショップが開かれました。
まずは、これまで各自が進めてきた研究テーマについて調査で分かってきたことや、他メンバーの現状・研究の進捗状況などの共有しました。
フィリピンフィールドワークに参加してきたメンバーからは、「現地に行かないとわからなかったことも多かった。」「日本で考えていたことと現状が異なり、研究のテーマにも変化が生まれた。」などの報告がありました。
続いて、ビジネスプランワークショップです。ここからは、参加したメンバーが報告します。
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今回私たちは、日本政策金融公庫東京創業支援センターの所長である小池俊太郎さんに、ビジネスプランの作成に関するお話を伺いました。
日本政策金融公庫は、今年で5回目となる『高校生ビジネスプラン・グランプリ』を主催していて、多くの高校生がエントリーしています。これは、若者ならではの自由な発想や創造力を生かしたビジネスプランを募集するコンテストです。昨年のファイナリストによるプレゼンテーションの動画を見せていただき、大勢の大人を前に堂々と自分たちのプランの説明をしている高校生の姿に圧倒されました。
続いて、ビジネスプランについての解説です。ビジネスとは、世の中の人が求めている理想(=ニーズ)と、現実のギャップに対して、自社の製品・サービスを提供することでそのギャップを埋め、その見返りとして対価を得る(=儲ける)ことです。「やりたいこと」「できること」「ニーズ」の3つがそろって初めてビジネスの種となり、「資本計画」「収支計画」「商品やサービス」「人やモノ」「顧客」などの構成要素が揃うことでビジネスプランは成立します。そして、これらの要素が欠けないように試行錯誤しながらプランを作成しなければならず、時間もかかる大変な作業だと思いました。しかし、それを乗り越えてプランが完成したときの喜びや達成感はきっとすばらしいものだと思いました。
最後に、私たちは2つのグループに分かれ、それぞれアイディアを出しあうワークショップも体験しました。短い時間の中でアイディアを絞り出すのはとても難しかったですが、グループごとにアイディアを発表し、次にそのアイディアを基にしたコンセプトを考える際の注意点やアドバイスをいただきました。ビジネスプランにつながるような、3つがそろったアイディアは簡単には思い浮かばず、とても、難しい作業でしたが、考えることの楽しさを体験できるワークショップでした。来年はぜひプランを作成し、コンテストに応募してみたいです。(報告:青木・増田)
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