お知らせ

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2016年度SGH活動報告会を実施しました。
2月17日(金)14時30分より、2016年度SGH活動報告会を開催しました。本校教職員のほか、連携大学、SGH指定校、関連団体から55名が参加しました。
開会のあいさつに引き続き、順天中学高等学校長・長塚篤夫が基調報告を行いました。「高大接続・連携とSGH」と題し、高大接続の現状、高校教育の新たな質保証、汎用的資質・能力の教育、高大連携におけるSGH等、大学入試の多面的評価の課題などに関して、各種審議委員を歴任した経験をもとに現状と展望を報告しました。
次に、SGH委員長が、2016年度にSGH対象生徒が全学年に広がったことに関係する事業の変更点と、それに伴って今年度から始まったGlobal Weekについて報告しました。
生徒の口頭発表は3組。
最初の発表は、フィリピンの農村における衛生教育活動の実践的研究報告です。昨年度の手洗い普及活動の効果を検証するとともに、新たに考案したうがい普及活動を実施したことを報告しました。
次の発表は、性教育、特に女性教育に関する研究発表です。貧困問題と性教育の不徹底を関連付ける仮説を立て、フィリピンで調査しました。調査結果をもとに、課題解決策として性教育用の教材を作成しています。
最後の発表は、理科教育支援をインターネット動画によって実現しようという試みです。科学実験の動画と、実験手順書を同時に公開することによって、ただ見るだけでなく、実験を再現してもらえるのではないかという仮説のもとに研究しています。
全体会に続いて、本館7階のホールで、ポスターセッションを行いました。口頭発表の研究のほか、SGH課題研究、海外留学等のポスター発表21件がそろいました。参観者に合わせて、日本語、英語を使い分けての発表もありました。
最後に、杏林大学外国語学部長坂本ロビン先生にしめくくりのコメントを頂きました。「デジタルネイティブの若者たちは確実に変化している。教育もそれに応じて変わらなければならない。」というメッセージを頂きました。