お知らせ

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交渉プロフェッショナル‐島田久仁彦氏が順天高校生に語りました
1月21日、交渉のプロフェッショナルとして著名なKS International Strategies代表取締役社長 島田久仁彦氏をお招きし、高等部2年生を対象に1時間お話をしていただきました。
ご自身の少年時代からの経験、様々な紛争の現場での交渉の事例を踏まえて、これからの時代を生きる若い生徒たちがどのように生きていけばよいのか、アドバイスを頂きました。
壇の上でお話になるだけでなく、
アラブ諸国で、このような座り方をすると、足がなくなりますよ。といった異文化理解のお話。(足を組んだり足の裏を相手に見せることは、相手を侮辱したことになります)
あなた、それ、どう思いますか? 壇から降りて、生徒と対話をしています。
そう思うのは、何でですか? 先生などの他人が言うことを、そのまま信じてしまうのではなくて、自分で納得するまでとことん考えましょうね。
生徒Sの感想:私は自分の意見がわからなかったり、考えられなかったりすることが多いですが、それは、普段、教えられたことなどに対して疑いもせずに生活してきたからなのかもしれないと思いました。
20年後になりたい自分を、できるだけ具体的に細かいことまで妄想してみましょう。それができたら15年後、10年後と近い将来に妄想を広げていきましょう。20年後の妄想を実現するために、どうなっていなければならないのかが見えてきます。
生徒Aの感想:20年後のことなんか考えたこともなく、成り行きで何とかなると思っていました。今度一度は妄想してみようかなと思いました。
お話の終了後、質問や相談のある人たちが、会議室にやってきました。島田氏は一人一人の質問にとても丁寧に答えていきます。
好きで勉強してみたいことがあるのなら、それが将来どのような仕事につながるのかはさておいて、まず徹底的に追及してみてください。そして、私はこれに興味があるのですと、常に発信するようにしてください。そうすれば、仕事は向こうからやってきます。仕事がなかったら、自分で作ることだってできるのですから。
時間が来てお帰りになるときの玄関口でも、まだアドバイスを求める生徒の姿がありました。
島田氏のお話は、順天高校生の心に、きっと火をつけたことでしょう。
生徒Nの感想:いろいろな方の「グローバル」についてのお話を聞きましたが、今日のお話が一番しっくりきました。常に「なんで?」と考え続けることは、とても大切なことだと思いました。