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グローバルウィーク・ダイジェスト2日目(11/2実施分)
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お知らせ

2016/11/08

グローバルウィーク・ダイジェスト2日目(11/2実施分)

順天高等学校のSGH活動の一部として、11月1日(火)~11月8日(火)までのうちの6日間(1日、2日、3日、4日、7日、8日)に「Global Week」を開催します。この期間のうち、平日の5日間は平常授業を午後2時で打ち切り、国内外の大学の研究者や大学院生、大学生、企業や団体の職員と、順天高校(一部中3生)、教職員がともに、正解のないグローバルな問題について学びあう講座/ワークショップを開催しています。今回は11月2日(水)に行われた2日目のダイジェストをそれぞれの講座に参加した本校教員がご報告致します。

麗澤大学    ヨネスク マグダレーナ先生
【ヨーロッパ最大の少数民族】
「ジプシーとは誰か?」をタイトルとして、ヨーロッパを中心に移動をする民族のジプシーについての知識を得るところから始まった。ジプシーの名前の由来、起源、移動をする理由、生活様式、仕事など、ジプシーが置かれている背景を確認した。最後に、ジプシーが差別的扱いを受けること、その原因はたくさんあるが多くは権力者・為政者の都合であり、過去の差別から歴史的に続くものであることを教わった。ジプシーについての全体像を広く講義していただいた。生徒の動きとしては、「なぜ移動をするのか」「今シリア難民が避難した先でどのような仕事をしているか」「昔は誰が何のために記録を残したのか」の3点についてペアでの話し合いをした。

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日本科学技術ジャーナリスト会議  山本 威一郎先生
【恐竜を消滅させた小惑星   ~人類は回避できるか~】
「恐竜を全滅させた小惑星~人類は回避できるか~」という題目で、講義が行われた。まずは、先日新潟上空で目撃された火球、チェリャビンスクで目撃された火球と、比較的最近目撃された同種の事例紹介に始まり、天体における基礎知識を講義した後、恐竜を絶滅させた小惑星について言及した。人数の関係もあり、終始講義型で進められたが、興味深い内容であったため、多くの生徒は真剣に聞き入っていたようである。山手線の内側と同じ大きさの隕石(直径10キロ)が地球にぶつかると人類は絶滅する、など、比較的わかりやすい具体例をもって説明がなされ、時には生徒たちから驚く声も聞かれた。

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上智大学     根本 敬先生
【なぜタイは独立を維持できたのか】
根本先生はもともとはミャンマーの歴史と文化の研究が専門である。さらに周辺国のタイやベトナム、カンボジアなどの東南アジア諸国にも詳しいため、「タイはなぜ独立を維持できたか」を講義された。結論的には、タイと日本のみ、欧米国の帝国主義に、不平等と感じつつも受け入れ、それを吸収していったため、植民地化を免れた、という内容であった。そのため、タイの歴史や風土、国民性についても詳しく話された。また、「歴史」は後付けであって、その時その時の当事者の政治家たちは、ギリギリのところでの判断を強いられていたようだ。

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首都大学東京  岡村郁子先生
【異文化理解とコミュニケーション】
本講座は、グローバル人材に必要な資質のひとつである、「異文化コミュニケーション力」に焦点を当て、国際社会で活躍できる人間になるためにすべきこと、考えるべき事を学びました。 グローバル人材になるためには、資質や能力が必要であり、それは単なる英語力ではなく、異文化間におけるコミュニケーション能力だということを教えていただきました。「文化」と言ってもその実は様々で、目に見える文化もあれば見えない文化もあります。その、目に見えない文化(習慣・価値観・宗教など)を勘定に入れたコミュニケーションをとらないと、発信されるメッセージが意図と異なる解釈をされ、文化摩擦やミスコミュニケーションが起こります。そうならないためには、次のことに留意する必要があります。1相手の文化的背景を考えること。2「言わなくてもわかる」は通用しないこと。3 自己開示と相手を理解する柔軟性を身につけること。4 先入観やステレオタイプを捨て、自分の目で確かめること。これらのことを、クイズやケーススタディを用いて授業を進めてくださったので、リアリティーをもって実感することができました。

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杏林大学   上野 景文先生 
【西欧文明の真髄】
「西欧文明の真髄」というテーマで、西欧とアジア、特に日本との違いを。様々な観点から比較考察した。日本の近代化のモデルとなった西欧とは何かを本質的観点、歴史的観点、政治経済的観点、精神的観点から追求した。日本は明治以来、「脱亜入欧」を目指して国作りを行ってきたが、実際、「何を行い、何を行わなかったのか」、「何を取り入れ、何を取り入れなかったのか」を考えた。西欧の人間的本質である理性を日本は取り入れることができたのか、西欧と日本の「もの」に対する考え方や態度の違いは何かを学んだ。

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