お知らせ
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SGHフィリピンフィールドワーク事後研修
10月12日(水)放課後、9月末にフィリピンフィールドワークに参加した生徒対象の事後研修が行われました。
現地での活動のコーディネートをしてくださったCFFの石井さんが来校され、ワークやディスカッション等を取り入れた振り返り活動を行いました。
まずは、グループに分かれてフィリピンでの8日間の行程を思い出しながら、訪問先や活動ごとに感じたことや考えたことをまとめ、共有しました。
「こんな場面があった」「こんな事を感じた、考えた」など、さまざまなエピソードが次々と出てきて、グループでの話し合いはとても盛り上がっていました。
約半月前のフィリピンの時間が鮮やかに思い返せてきたところで、個人でのワークに移ります。
まずは「印象的だったこと」「学び・発見」「感じていること・今考えていること」をそれぞれ異なる色のポストイットに書き出していきます。
そして、それらを結びつけながら、模造紙上にマッピングしていきました。真剣な表情で考えて、書いて、貼って…どんどんポストイットの枚数が増えていきます。
最後は、模造紙上で整理された自分の思考を踏まえながら、最も「伝えたいこと・伝える相手に考えてもらいたいこと」を絞り、3分間の発表を組み立てて実践しました。
言葉を選びながら、自分の経験や考えを表現し、お互いに聞きあってコメントを交換しました。
フィールドワークに参加した生徒達は、今後、学内外での報告会等で、さまざまな人に向けてフィリピンでの経験や各自の課題研究の内容等について発表を行っていくことになります。
今日の研修は、フィールドワークのまとめを行うと共に、今後の活動へつなげる試みとなりました。
発表の振り返りでは「うまくまとめるのが難しかった」「他の人の発表を聞くと、気づくことがたくさん出てきた」といった反省点や、「フィリピンに行っていない人に興味を持ってもらえるように」「聞いた人が「そうなんだ。」だけで終わらずに、何か考えてくれるように」など、今後の改善に向けた検討点があげられました。
フィリピンの経験を経てのここから先がまた大事であるということについて、フィールドワーク参加のグループとして、また個人として認識を高めたようでした。
研修終了後は、同行の川口先生編集のフィリピン8日間のダイジェストムービーを全員で鑑賞。一つ一つの場面に反応し、大切に振り返っていました。
フィリピンでの時間を改めてしっかり思い返し、今後につなげていくための貴重な時間となりました。