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2016 SGH第2回フィリピンフィールドワーク 報告1
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お知らせ

2016/10/01

2016 SGH第2回フィリピンフィールドワーク 報告1

9月21日(水)~28日(水)まで、高校2年生11名、高校1年生2名がフィリピンフィールドワークに参加しました。

9月21日

羽田空港から出発しました。フィリピン到着後、マニラ近郊の世界遺産San Augustin Church、戦没者慰霊碑、マニラ大聖堂を訪れました。フィリピンが3か国の占領下にあったという歴史や、日本では聞く機会の少ない日本との戦争の歴史を知り、衝撃を受けました。

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<羽田空港にて>

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<San Augustin Church前で>

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<戦没者慰霊碑で説明を聞く生徒たち>

 22日(木)、日本大使館を表敬訪問し、北川達生参事官、泉川直仁領事、矢部慎也書記官から大使館の役割や日本とフィリピンの関係についてお話を伺いました。北川参事官のお話にあった、「第2次世界大戦中、フィリピンは激戦地となり、多くの犠牲者が出たことは決して忘れてはいけないし、語り継がなければならない」という言葉は、フィールドワーク中に何度も実感することになります。大使館の皆さんには研究課題に関する質問にも丁寧に答えていただき、予定の時間を大幅に超える訪問となりました。

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<在フィリピン 日本大使館訪問>

昼食をJolibee(フィリピンで最もメジャーなフライドチキンチェーン)でとったあとに訪れた死の行進記念館では、日本軍がフィリピン人とアメリカ人の捕虜に行わせた「バターン死の行進」についての説明を聞き、実際に使われた貨車も見ました。亡くなった方々の名前が書かれた碑に囲まれた塔の前で祈りをささげました。

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<戦没者の名前の刻まれた碑と説明を読む生徒たち>     <塔の前で祈りをささげる>

9月23日 

Pangasinan州のDagupan市にあるゴミ最終処分場へ行き、 スカベンジャー (そこで働く人たち)や、そこに住む人々にインタビューをしました。1日に30トンものごみが運びこまれ、すでに50~60年分のごみがたまっているそうです。

昼食後、カリカアン(都市のスラム地区)へ移動し、住民へのインタビューや水質調査を行ったあと、子どもたちと交流をしました。現在は1000人程度が暮らしていますが、その数はかなりの勢いで増えているそうです。子供たちの笑顔が印象的でした。

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<ゴミ山の様子>

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<スラムでのインタビュー>

 

 

 

 

 

 

 

その後、82歳の長老の戦争体験を聞きました。日本人がフィリピン人に対して行ったことを聞き、大きな衝撃を受けましたが、「順天生とスラムの子たちが楽しそうに遊んでいるのを見られて本当に幸せだった」という言葉に救われました。

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<戦争体験者のお話を聞く>           <スラムの子供たちと交流>

9月24日

この日はSualに移動しました。まず、現地のマーケットを見学したあと、CFF(Caring for the Future Foundation)が運営する子どもの家で、CFFの活動の歴史や理念についての説明を受けました。午後にはバキワン村に住む方々から、フィリピンの現状やこれまでの人生についてのお話を聞きました。村ではホームステイをし、日本の暮らしからは想像できない環境での生活を体験しました。物はなくても、心の豊かさを感じたと語る生徒が多くいました。

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<CFF子どもの家にて>

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<村の様子>

 

 

 

 

 

 

 

25日以降の活動は報告2に掲載します。

 

 

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