お知らせ

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SGHフィリピンフィールドワーク派遣生のための事前研修 第4回
9月5日、CFFの石井さんが来校し、フィリピン派遣参加生徒の研修(4回目)を行いました。
今回は、渡航先での安全管理についての講習と、各自の調査テーマおよび調査計画についての共有・検討を行いました。
まずは、安全管理のための大事なお話です。
生徒たちは、様々なシチュエーションが描かれたイラスト資料を見ながら、そこにどんな危険が予測されるかをグループで話し合いました。それをもとに、現地滞在中や帰国後に気をつけるポイントを石井さんに解説していただきました。
熱中症や食中毒などの体調管理、荷物の持ちかたなどの貴重品管理、動物媒介の病気への対策、ケガの防止など、起こりうる様々な危険やその予防について意識付けを行いました。
自分の身を守ることに加えて、自分に起こったトラブルを巡って現地の人たちの間にトラブルが生じてしまうことを防ぐためにも(貴重品の紛失などが現地の人たちの間の疑い合いに発展してしまうなど)、一人一人が気をつけなければならないことを学びました。
きちんと気を引き締めて、安全に行って帰ってくるための心構えを持ちました。
続いて、各自検討を続けてきている現地調査について、テーマと調査計画を共有し、意見交換を行いました。
生徒は、個人あるいはグループでフィリピンに関する調査テーマを持っており、派遣期間中に訪れる様々な場所で観察・インタビュー・質問紙調査・活動実践を通じて現地調査を行っていきます。
(テーマ例:多国籍企業と労働環境、性に対する価値観、口腔衛生習慣の普及、学校教育の国際比較、フェアトレードの認識の拡大、フィリピン産スーパーフードの販売促進、平和に対する価値観 など)
まずはここまで各自・各グループ で考えてきたことを資料にまとめました。
資料をもとにグループごとに発表し、それぞれがどんなことを考えているか共有した上で意見交換を行いました。石井さんのアドバイスや他のメンバーからの意見から、自分になかった視点からの指摘や考え方を得たようです。さらなる調査計画のブラッシュアップのために、検討すべき点が見えました。
それぞれ、まだ調査方法や質問項目を練っていく必要がありそうです。出発も近づいていますが、現地派遣をより良い機会にできるよう、準備をさらに進めていきます。