お知らせ

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SGH高2 東京外国語大学小川教授による論文作成ガイダンス
6月25日(土)の高校2年のSGHは、東京外国語大学の小川教授による「論文作成ガイダンス」で、研究グループの代表が放課後の教室に集まってガイダンスを受けました。
先月も研究のアドバイスをして下さった小川先生が、今回は本格的な「学術論文」の書き方について講義をしてくださいました。
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高校生の発想は、固定観念にとらわれず柔軟ですばらしいけれど、どんなにすばらしいアイディアも、それをきちんとした「論文」にしないと単なるアイディアで終わってしまう。そうならないためには説得力のある文章を書く必要があり、説得力を高めるためには論文の「形式」そして「先行研究」の分析や「データ」の収集が重要だということを学びました。先生の用意して下さったフォーマットにしたがって、書かなければいけないことや、どんな順序で説明するとわかりやすくなるのか、また研究をするうえで必要な視点を確認しました。
今までは自分たちの疑問や問題意識にしたがって、その問題の原因や社会的背景などを調べていましたが、他の人の研究や考え、きちんとしたデータに基づく事実を調べることの重要性に改めて気がつくことができました。また、学術論文の検索は不慣れな生徒もいましたが、論文検索や引用の記載のしかたも丁寧に教えていただき、今後の研究活動の視野が開けたのではないでしょうか。
大学生でも苦労するような論文作成に挑もうとする皆の目にはまだ不安も残っていましたが、いよいよこの夏は論文の作成に取りかかります。どのように自分の研究を論文にしていくのか、今からとても楽しみです。