お知らせ

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2016年度第1回SGH運営指導委員会
順天高等学校はSGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定されて3年目を迎えました。5月24日(火)、本年度の第1回運営指導委員会を開催しました。
本年度も次の5氏に運営委指導委員をお願いしています。
池田幸也 氏 常磐大学コミュニティ振興学部 学部長・教授 (運営指導委員長)
三谷宏治 氏 K.I.T.虎ノ門大学院 教授 (運営指導副委員長)
Jane Best OBE氏 特定非営利活動法人 国際難民支援会 CEO
奥永眞智子 氏 一般社団法人 協力隊を育てる会 常任理事
田所明人 氏 公益財団法人 東京観光財団 観光事業部 プロモーション担当課長
運営指導委員会では、4月に発行された「平成27年度SGH研究開発実施報告書」に基づいて昨年度の研究開発の概要を報告した後、本年度の研究計画を説明しました。また、2年度までの研究開発実施状況を、運営指導委員会の開催状況も含めて中間評価し、自己評価票を文部科学省に送付したことも報告しました。
2016年度の順天高校SGHでは次の3つの点に留意して研究開発を継続します。
①GLAPの階層化:本年度から新入生全生徒がGLAP(Global Leaders’ Action Project)の対象となるのに伴い、希望者を募って課題研究論文の完成を目指すGLAP-Aと、2年次の海外研修にリンクした課題研究報告書を目指す全員参加のGLAP-E,S,Iに分け、目標到達度を階層化する。
②成果物の具体化:開始3年目を迎え、当初からの継続している研究成果を成果物(外部発表記録、課題研究論文)などの形で具体化する。
③評価体系の確立:課題研究活動を通じて、生徒に涵養することを目指している3つの力(創造的学力、国際対話力、人間関係力)がどのように育っているかを評価する手法を、高大連携先の杏林大学等の助言を受け、ルーブリック等の形で確立することを目指す。
報告後、運営指導委員からフリートークの形で様々な助言を頂きました。話題は、「教育的支援」の意味すること、課題研究の中の英語の役割、教科内での取り組み、教科横断型の取り組みなど、多岐にわたりました。