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高1生SGH  APU近藤教授によるワークショップ「多様性」
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お知らせ

2016/05/28

高1生SGH APU近藤教授によるワークショップ「多様性」

高等部1年生は学年全体でSGH活動に取り組んでいます。今回は高大連携によるワークショップのプログラムです。

 本校と高大連携校であるAPU(立命館アジア太平洋大学)から近藤教授にお越し頂き、実際に大学で行っている授業の形態を体験しつつ、「多様性」とはどんなことなのかを学びます。生徒が自ら討議しながら学ぶワークショップを全員に体験してもらうため、近藤先生には5月28日と6月11日に、合計4回の授業をお願いしています。

5月28日は、1組と2組の合同グループ、4組と5組の合同グループの2回の授業を行いました。

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 まず初めに、短い物語を聞いて、その登場人物についてどう思うかを話し合い、発表するグループディスカッションをしました。ディスカッションはとても活発に行われ、様々な意見が飛び交う中、先生やTAとして参加していただいたAPUのOBの方に意見のまとめ方のアドバイスをいただきながら、グループごとに統一見解を出していきました。各グループで出た答えは非常に様々で、同じ答えになったグループはほとんどなく、またグループ内でも様々な意見が出ていたので、身近なところで「価値観の違い」、つまり「多様性」を意識するきっかけになったと思います。

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次に、日本の昔話の代表である「桃太郎」を題材に、そこに埋め込まれた価値観について話し合い、考えました。今まで意識していなかったけれど、そこには性別による役割や人間関係の築きかたなど、自分たちの「価値観」を形成している要素が隠れていたということに気づき、喜びや驚きの表情を見せる生徒もたくさんいました。

2つのディスカッションを通して、「多様な社会」の中では「話し合う」ことが大切だということを実感していたようです。

 

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