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2015年度 JICAグローバル教育コンクール 佳作入賞 団体奨励賞も受賞
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2016/01/28

2015年度 JICAグローバル教育コンクール 佳作入賞 団体奨励賞も受賞

JICA 2015年度グローバル教育コンクール」において、フィリピンフィールドワークに参加した鈴木彩花さん(2年生)が「写真部門」で佳作を受賞いたしました。

作品タイトルは「いまを生きる子供たち」です。写真はフィールドワーク中に鈴木さん自身が撮影しました。

また、タイ修学旅行に参加した生徒もコンクールに応募しており、順天高等学校が「団体奨励賞」を受賞しました。

鈴木さんの作品と、タイ修学旅行に参加した横井美南の作品を掲載します。

「写真部門」佳作 鈴木彩花さんの作品

 1

 ゴミを拾って、生活をしているスカベンジャーの子供が飲食店の中をずっと覗いていた。自分が毎日食事ができているということは、あたり前なことではないと実感した。《 2015年9月29日  撮影 》

 

 

 

2

 このゴミ集積場には、1日に2tトラックが20台大量の一切分別されていないゴミを運んでやってくる。この中には、日本のゴミも存在している。それを子供達は楽しみに待っている。《 2015年9月30日  撮影 》

 

 

 

 3

 このゴミ集積場のスカベンジャーの子供達は、小学校に入学すると同時にここで働かなくてはいけない。悪臭と炎天下の中で1日に稼げる収入は100円にも満たない。それでも彼らにはここで働くしか選択肢がない。《 2015年9月30日  撮影 》

 

 

 

4

 

 スラムのコミュニティーで暮らす兄弟。彼らの両親は、生計をたてていくために働いていて家にいないことが多い。そのため、彼女は幼い弟の面倒を見なくてはならないのであまり学校に通えていない。《 2015年10月1日 撮影 》 

 

 

 

5

 ここはフィリピンの公立の高校。ここに通う生徒達は、経済的にあまり豊かではないため、家族や将来のことについて深く考えている生徒が多かった。彼らの明るい笑顔にフィリピンの明るい未来を感じた。《 2015年10月1日 撮影 》

 

 

 

6  

 これは村で行った手洗い教室の光景。手が綺麗になった後にみんなで手作りサンドウイッチを食べた。この経験があまり病院に行けない彼らを病気から守る1つの術になると良いなと思った。《 2015年10月3日 撮影 》

 

 

 

7

  ここは、スモーキーマウンテンの跡地。この少女がとっている野菜の畑の下には、大量のゴミが埋まっている。スモーキーマウンテンが閉鎖された後も彼らのゴミに囲まれた生活は、続いている。《 2015年10月4日 撮影 》

 

 

 

8

 これはマニラにあるスラム。これらのスラムの背景には多くの高層ビルが存在している。フィリピンの発展で生産されたゴミたちはこの川を流れ、このスラムにやってくる。私は、フィリピンの発展の影を見た。《 2015年10月4日 撮影 》

 

 

 

「団体奨励賞」タイ修学旅行参加者の作品例

2

 

作品タイトル「心でつながる」

 カメラを向けられて、驚き笑っているラフ族の子供たち。追いかけっこが大好き。すぐに仲良くなった。言語が違ったって、心で繋がることができるんだ。

《2015年7月25日タイ・チェンライ県 撮影:横井美南 》

 

 

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