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フィリピンフィールドワーク校内報告 ・ワークショップ
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お知らせ

2015/11/07

フィリピンフィールドワーク校内報告 ・ワークショップ

11月7日、フィリピンフィールドワークに派遣された生徒(2年生10名・1年生2名が、自分たちの成果をほかのSGHメンバーと共有するために、生徒約80名を対象に帰国報告を行いました。少人数のグループで間近に発表を聞くことで派遣された生徒の研究成果をより深く共有できます。

itinerary

まず、1年生がフィールドワークの行程を説明しました。イントラムロスの世界遺産、第2次世界大戦中の日本とフィリピンの関係を示す記念碑などを見学。リンガエンのごみ集積場、カリカーンという街中のスラム地区など、貧困を目の当たりにする場所でのインタビュー調査。私立ラサレットスクール、国立マガルダン高校での交流と討論会。NPO法人CFFの子供寮における子供たちとのふれあい。子供寮の地元の村での交流調査活動に地元の高校生が協力してくれたことなどを語りました。

次に10のグループに分かれ、派遣生徒が各グループを回り、洗い普及活動、フィリピンの出稼ぎ事情、フェアトレード活動、交通事情と環境汚染など、個人の研究課題に関する現地調査・活動の報告をしました。group2

一人3分間と短い時間でしたが、少人数のグループで間近に発表を聞くことで、それぞれの研究成果をより深く共有できます。

group1

最後に派遣生の企画で、派遣生がファシリテータとなって3つのワークショップを行いました。

最初のグループはフィリピンの人々は、過酷な生活環境に置かれているのに、家族がいれば“幸せ”であるという発言したという点に焦点をあてました。それならいったい“幸せ”ってなんだろう?と学生全体に問いかけます。それぞれに、自分たちの思う “幸せ”について議論しながら、同時にフィリピンの人々の言っている“幸せ”を考えました。

workshop1

次のグループは日本とフィリピンの価値観の違いに焦点をあてました。 “なぜ学校に行くのですか?”と全体に問いかけます。改めて問われると回答に戸惑いますが、ほとんどの学生が “将来のため”、“大学に行くため”、“仕事に就くため”、“友達に会うため”と回答しています。多くの学生が高校から先の未来を見て学校に来ている、そして友達を作ることが理由であることが分かりました。そこから、なぜフィリピンの子供たちが学校にいったらよいかが見えてくるのでしょう。

workshop2

3本目は、ボランティアの意義を考えるワークショップです。“なぜボランティアをするの?なぜボランティアが必要か?”と学生たちは問われました。実際に学生たちはボランティアの意義については認識をしていますが、実際にボランティアの経験は少ないと言っていました。この発表グループはボランティアをすることで、新しい発見をする、外国の問題から自分を取り巻く問題が見えてくる、自己成長、ありがとうと言われることの満足感と幸福感などを得るんだと、実際にフィリピンに行き感じたことを伝えていました。

ワークショップを無事に終えて、ほっとした様子であいさつをする派遣生徒たち

ワークショップを無事に終えて、ほっとした様子であいさつをする派遣生徒たち

 

今回は、特別ゲストに東京大学の木村秀雄教授と麗澤大学の内尾太一教授が、報告会をご覧になりました。お二人からは本日の感想をいただきました。木村教授は11月14日(土)のSGHワークショップで教鞭をとっていただきますので、「今日はどんな学生を相手に、来週お話するのか知っておきたかったのです。みなさんが元気な方で良かった。幸せ…ってなんでしょうね。私も考えておきます。」と話されました。

報告会は派遣生の実際の体験と感想を聞ける良い機会でした。クラスメートから実際に聞く話は臨場感がありますが、内尾教授は「皆さんが今日理解したことは、派遣されたクラスメートが理解したことを理解したんです。」ととても重要な点を指摘されました。参加した学生が、今日の学びをどう解釈し、どう分析し、どのような研究に発展させていくかが楽しみです。

 

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