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SGH第1回フィリピンフィールドワーク報告(2)
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お知らせ

2015/10/20

SGH第1回フィリピンフィールドワーク報告(2)

9月30日、ダグーパンのホテルを出発した一行は、パンガシナン州の州都リンガエン郊外のごみ集積場に向かいます。

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集積場にはごみトラックがごみを運んできます。全く分別がされていないごみを上の写真のようにトラックから降ろすのも、子供たちを含む現場の人々です。現場の人々は、ごみを分別して再利用できるものを集め、廃品回収業者に売却することによって生計を立てています。針金を曲げて作ったような道具を使って、ごみ袋を開けて中を探す手さばきはまさにプロのものです。

リンガエン1

この写真のように、再利用できるごみがあっという間に集められていきます。1日働いて廃品回収業者に売って得られる金額は100ペソから150ペソ(1ペソ約2.7円)。コメが小売価格で1キロ約35ペソなので何とか食費は賄える金額です。

 

リンガエンゴミ集積場でのインタビュー調査

集積場の隣の公営ごみ分別場でごみを拾って生活している人(スカベンジャー)に話を聞きます。JR君は16歳ですが、高校(小学校6年を卒業すると4年生の高校入学する制度です)に入っていません。お兄さんが高校を卒業して仕事についたら、そのお金で高校に通学したいと言っています。将来は船乗りになりたいが、理由は給料がよいと聞いたから。

リンガエン

CCさんは自分の年齢がわかりません。小さいころからゴミ捨て場で育ちました。みんなからは「おばあちゃん」と言われています。ゴミを拾ったお金で、息子と二人分生活を支えています。

生徒Iの感想より:まず驚いたのは働く子供たちの手際の良さです。ゴミ袋に穴をあけ使えるものだけすばやく自分の袋に入れている姿が印象的でした。においもきつく、清潔でないこの場所で何年も仕事しているからこそできる技であり、そのことを思うと心が痛みました。

生徒Sの感想より:CCおばあさんが、「ごみを探している小さい子供たちに学校に行ってほしい」と話していた。勉強が大切だという意識があることがわかって少しほっとした。

昼食後、ホテルで制服に着替えて、交流校のラサレット校に向かいます。ラサレット校はダグーパン市にある私立の学校です。奨学金をもらって通っている生徒もいますが、大部分は富裕層の子弟です。

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フィリピン流の歓迎は、歌と踊りを抜きには考えられません。ラサレット校のご挨拶はさながらミュージカルレビューのようでした。順天の生徒は、体育祭で踊ったよさこいダンスなどを披露しました。

 

ラサレット校を訪問した一番の目的は、同世代の生徒と意見を交換することです。グループに分かれてのディスカッションを始めます。順天の生徒3人とラサレットの生徒5人の8人でグループを作ります。アイスブレークの後の第1セッションの題は

Why do you go to school?

学校に行く理由は何か、思いつくものをたくさん紙に書いてもらいました。

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そして、次にそれぞれが考えた理由をグループ内で発表しあいます。みんなが納得する理由、ラサレットの生徒と、順天の生徒では意見が違う理由を見つけて、なぜ一致するのか、なぜ違うのかを話し合ってもらいました。

ラサレット2A

グループのメンバーをローテーションで交換して行う第2、第3セッションは順天の生徒たちが自分たちの研究テーマに即して考えた独自の題でディスカッションをします。課題研究に必要な聞き取り調査を始めるグループもあれば、研究テーマについての意見交換をするグループもありました。それぞれの生徒の研究論文に活かされることと思います。

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ディスカッションの後は、フィリピンの生活に欠かせないミリエンダ(おやつ)。笹で巻いた甘いお団子のようななつかしい味のお菓子をみんなで食べます。

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この日はラサレット校の生徒の家でホームステイです。くじ引きでホストファミリーが決まるというサプライズ行事を経て、それぞれの家庭へと下校していきました。

 

 

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