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高2 SGH 実践活動のアイデアコンテスト表彰&課題研究活動がスタート
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お知らせ

高2 SGH 実践活動のアイデアコンテスト表彰&課題研究活動がスタート

4月25日、高等部2年EクラスなどのSGHでは、2年目となる今年度の活動が始まりました。初年度となった昨年度は、国際活動に向けて様々な視点や心構えを学ぶワークショップや、フィリピンのプレフィールド派遣を行いました。さらに、3月にはそれらを踏まえて、自分たちがフィリピンで教育的支援活動を実践することを想定したアイデアコンテストを行いました。

そこで、まずは3月20日に行われた実践活動アイデアコンテストの結果発表が行われ、次の3グループが表彰されました。その際、受賞グループのメンバーには、テンプル大学から賞品が贈られました。

★プレゼンテーション賞は「歌で衛生環境を変える」
 歌を使った衛生環境改善の提案について、論理的で分かりやすい発表が評価されました。

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★コラボレーション賞は「学校訪問〜ずっと続いていくものを」
 その場の教育支援のみでなく、多様な形での経済支援への発展性も含めていた点が評価されました。

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★ コンセプト賞は「View of the Universe」
 フィリピンらしさの活性化を阻む要因について、調査の必要性に目を向けたというコンセプトが評価されました。  OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

続いてSGH2年目にあたり、今年度のガイダンスが行われました。2年目は、実際に行動する前提として必要となる「課題研究」を行っていきます。本校の「アジア太平洋地域における教育的支援プロジェクトの実践的研究」というSGHの研究課題に沿って、本年度は次の4つの分野について具体的な課題を探っていきます。

①就学意識の向上改善についての教育的支援 ②公衆衛生の改善啓発についての教育的支援 ③国際的企業やNPO等における教育的支援 ④ネットワークを用いて実施する国際的課題意識調査  

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各分野のテーマについて、検索資料や図書資料、先行研究などから調査を行って知識や理解を深め、独自の見解につなげていくことが狙いです。とくに、自分たちがフィリピンに関して見つけた研究課題や実践的に考えたアイデアが、グローバルな世界の中でどう位置付けられるのか、といった「相対化」を行うことを意識して進めていきます。

今日は各テーマをサポートする先生方から、各分野の概要や進め方の指針がアナウンスされました。みな、メモを取りながら真剣に聞く姿が見られました。これからグループ分けとテーマ選びを行い、実際の課題研究活動に入っていきます。そして、まずは簡単な論文にまとめていく作業に発展させていくことになります。

 

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