理数探究ぬか漬け班が東京薬科大学でメタゲノム解析の実験を体験しました
3月22日(土)、理数選抜類型(Sクラス)理数探求授業のぬか漬け班の生徒たちは、東京薬科大学 生命科学部 生命医科学科の細道一善教授の研究室にて、メタゲノム解析の実験を体験させていただきました。
ぬか漬け班は、ぬか漬けに含まれる細菌叢を調べることで、どんな野菜や添加物をぬか床に入れると、より健康に良いぬか漬けができるのかを研究しています。その一環として、今回は2日間にわたり、ぬか床からDNAを抽出し、ナノポアシークエンサーを用いて塩基配列を読み取り、どのような細菌がどれくらい存在するのかを解析する実験を行いました。
実験では、細道教授からメタゲノム解析の原理や意義についてわかりやすいレクチャーを受けた後、大学の高度な機器を使って、しっかりと手を動かして実験に取り組みました。最新の実験機器や普段の高校での活動ではできない貴重な体験に、生徒たちは大きな刺激を受けました。
この解析から得られたデータをもとに、新たな疑問や仮説も生まれ、今後の研究のさらなる深化が期待されます。
お忙しい中、2日間に渡って手取り足取り丁寧にご指導くださった細道一善教授と岩内陽子先生はじめ研究室の皆様に、心より感謝申し上げます。