中学生が3校合同の探究合宿を実施しました
本校中学1年生から3年生までの希望者36名が、岡山学芸館清秀中学校・広島女学院中学校
の生徒とともに8月5日(月)~7日(水)の2泊3日で本校新田キャンパスにて探究合宿を実施
しました。
この探究合宿は、「考えること、意見を伝えること、合意形成することを楽しむ」ことを、3校で総勢85名の生徒が参加し、各校の生徒が混ざったグループに分かれてグループワーク及びフィールドワークを通して、都内の様々な街について与えられた言葉を必ず使ってキャッチコピーを作る活動をしました。
この合宿に向けて7月に2度のオンラインミーティングを実施して学校交流を始めました。
グループごとに決められた都内訪問エリアにはどのような場所があり、その特徴は食・学び・遊び・文化・歴史などのカテゴリーでどの要素を持っているかを各々が事前学習とし
て調べてきました。
初日は翌日のフィールドワークに向けた準備をしました。オンラインで知り合っていたとはいえ実際に会うのが初めてで緊張感がありましたが、グループワークを通してコミュニケーションをとりながら打ち解けていきました。調べたことを発表し合い、キャッチコピーや訪問場所、行程の検討をする中でお互いの意見をもとに合意形成していきました。
2日目は、朝からグループごとに各地へ向かいフィールドワークを行いました。現地では観察やインタビューを積極的に行い、訪問した街がどのような要素を持っているのかをチェックしてきました。フィールドワークから戻り、キャッチコピーの再検討と発表準備をしてこの日を終えました。
最終日のキャッチコピー発表会では、街をどのように見て捉えたか、言葉をどのように使ったか、どんなインタビューをしてきたかといったことについて、グループによる違いを見ることができました。
3日間の活動の中で、調べた情報をもとに予想を立て実際に見聞きしたことを踏まえた捉え直すうような学びをすることができました。そして何より、育った地域の異なる同年代の学生同士が出会い、対話的な活動を通してお互いに学び合っていく姿が見られたことが活動の大きな収穫となりました。
今年が2年目の実施となり、参加した生徒たちも楽しみながら学び、経験を通して自身の変化を感じることができています。このような経験をすることをこれからも大切にし、継続させていけるようにしていきたいと考えています。