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お知らせ

多様な世界の広がり( 7/23 第1学期終業式より)
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お知らせ

多様な世界の広がり( 7/23 第1学期終業式より)

多様な世界の広がり

 高等部2学年の皆さんは、明日からの夏休み期間に海外の各方面に研修に出かけることになります。大いに見聞を広めてきてほしいと思います。またトビタテ留学も、今年は過去最高の5名の皆さんが選ばれ、それぞれの学びをして来ることになっています。

 海外に行くだけでなく、海外から日本に帰国して本校に入学するみなさんも、毎年増加して、今年度は中等部8.3%、高等部9.8%、全校では9.3%の生徒の皆さんが帰国子女です。当初目標としていた1割にほぼ近づいてきました。

 それから、外国籍を持つ留学生も今年も随分といました。後ほど挨拶をしていただくイギリスからのボランティアとしてのルリ先生やセバスチャン先生など、外国人の生徒や先生の感想を伺うと、日本の社会や学校の魅力についても気づかせてくれます。

 留学生が皆、楽しかったし驚いたと話すこととして、6月に盛大に終えた体育祭や9月に行う文化祭があります。また部活動も楽しかったという感想を聞かせてくれます。これらは、欧米の学校ではあまり行わないからですね。

異質の中での協働

 このように世界のいろいろな国に出かけたり、そこで過ごしたりした経験から、考え方や生き方もいろいろになって来る時代です。いわばお互いに、異質との遭遇をすることが多くなったわけです。そこで今、世界で求められるのは、異質の中の協働性です。

 国際的機関のOECDが行うPISA調査では、日本の高1生が世界トップレベルの協働性、つまり仲間力があることがわかりました。ただし、それは同じ考えや生き方をする、いわば同質社会だからこその強みの様でもあり、異質の中での協働性はこれからの課題ですね。

 今年も高2生の1名に対して、3学期末にハーバード大学の同窓会からプライズブックの贈呈がありますが、ハーバード大学では同じ高校から多くの生徒を入学させる様なことはしません。むしろ世界のいろいろな学校から、受け入れることを望んでいます。

 それは、様々な多様性の中で、新しい発見や互いの理解を深めることが可能になるからだと言います。同じ資質や考え方を持っていることは居心地が良いのですが、発展性がないのです。ただ、最近のアメリカ政府の考えは少し変わってきたかもしれません。

先生たちの働き方

 ところで今、日本社会全体の課題にあげられることがいくつかあります。その一つが日本人の働き方を変えようということです。とくに学校の先生が働きすぎなので、本校を含めて、なんとかしようではないかと先生たちも考えています。夏休み期間も、学校が完全に閉まる日や、部活動をしない期間などもありますので協力をお願いします。

 その働き方について、学校に限らず、ビジネスの世界で生産性が高い国としてドイツがあります。日本人よりも働く時間は随分と短いのに、一人当たりが生む富では、ドイツ人は50%も優っているのです。

 一体何が違うのかというと、意外なことでした。日本について外国人から指摘されることとして、日本人の対応は行き届いている、完璧であろうとしていると言われ、それを誇りにしていることも多いのです。

 しかし、ドイツではいつも100点を目指すのではなく、場合によっては70点でも良いと考えるようです。そのメリハリがゆとりを生み、却って成果を上げている。少し意外な感じもしますが、どうも事実の様です。(*テストでは100点を目指しても70点という結果になるのはしばしば、70点を目指すとおそらく50点かもしれません。・・念のため)

高2生が制作したリーフレット

生徒の皆さんの助け

 いろいろな国に出かけて行ったり、やってきたりする中で、私たちの考えでは思いもしなかったことについて意外な発見があるというのは、こういうことかもしれません。ですからみなさんにも、その様な発見のチャンスがたくさんあるわけです。

 生徒の皆さんから見て、日本の先生たちの働き方について何かヒントや気づいたことがあったら、ぜひ教えてください。例えば、こんなことなら私たちだけでできますので、先生は見ていてくださいということもあるでしょう。先生たちは助かりますね。

 実は、高等部2年生の皆さんでしょうか、本校のことを紹介するリーフレットを、自主的に作成してくれた様です。先生たちの助けになるというだけでなく、先生たちが時間をかけてもできないことを、みなさんしかできないことをしてくれているからです。

 そのメンバーの皆さんによると、本校の先生はみんな仲が良いと思う。一緒に何かをしているからということの様です。生徒の皆さんがよく知っているなと嬉しくなりました。他にもグローバルウィークなどで国際委員が話題提供者を探してくれていると聞きました。生徒の皆さんありがとう。

 

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