Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
English Site

お知らせ

自分の未来を変える人( 7/21 第1学期終業式より )
順天中学校・高等学校 > お知らせ一覧 > 自分の未来を変える人( 7/21 第1学期終業式より )

お知らせ

自分の未来を変える人( 7/21 第1学期終業式より )

ふりかえりのできる人

 体育祭があった梅雨シーズンからまだ1ヶ月程ですが、早くも本当に暑い夏がやってきました。今日は終業式ですから、明日からの夏休みを迎えるに当たって、先生からもらう通知表なども参考にしながら、この1学期をしっかり「ふりかえり」ましょう。

 その際、何をふりかえるかと言えば、もちろん勉強だけではありません。端的に3つほど挙げれば、そもそも、やるべき自分の目標を決めていたか、やるべきことをやっていたか、してはならないことをしていなかったか、などが大事なポイントですね。

 何れにしても、それらを頭や心で考えるというだけでなく、言葉(文字)にしてみると、より明確になります。自分の体験や頭にあることを言語化するということが、ふりかえりのポイントです。中等部のJノートや、高等部ではPCなどを用いたふりかえりもできますね。これからは、良いタイミングで「ふりかえりのできる人」が、未来に繋がるとさえ考えられています。

  1.  探究的学びのできる人
  2.  

 さて、いよいよ夏休みです。高3のみなさんは時間が足りない位の気持ちかもしれませんが、すでに高2のSクラスのみなさんは、オーストラリアのブリスベーンに科学研修の旅に出かけています。これから海外に出かけるみなさんも、大いに見聞を広めてください。

 そして、海外研修に限らず、探究活動もしてもらいたいですね。最近話題になっている、田上大喜君という少年を知っているでしょうか。彼は、中学3年生の時に、妹が蚊に刺されやすいことに気づき、その妹を助けたいという思いで蚊の研究をし、世界的な発見をしてしまいました。

 初めは足の匂いなどが関係しているのかと仮説を立てたようですが、どうもそうではなく、足の菌の種類が多い程、蚊が近寄ってくることを発見。妹さんには1200種類以上の菌が、自分にはその3分の1程の種類の菌しかいないということもわかったのだそうです。

 現在、18歳の彼は高校を卒業していますが、この秋からでしょうか、アメリカのコロンビア大学に進むそうです。しかも、その脳科学研究所にも招かれる理系の10人の1人に選ばれています。将来、ノーベル賞を受賞するような研究者になるのではないかとさえ、ささやかれています。

 ちなみに、田上君は妹さんを助けるために、3LDKの自宅で4000匹の蚊を育てて、研究をしたというのですが、単に蚊の研究をしたというのでなく、『妹が蚊に刺されやすい!』という具体的な課題について、それを解決するための探究が始まりでした。

 探究学習で課題研究をするみなさん、良い研究テーマには条件があるのですが、なにより課題の立て方が、その研究のすべてを左右します。課題の立て方として、たとえば、「現代の子供の運動能力について」というような一般的な広いテーマでなく、「現代の子供たちの運動能力は本当に低下したのか」というように、まずは、結論をYES,NOで出せるような絞った内容に限定すると、仮説も立てやすく、研究を進めやすいのです。

  1.  自分の未来を変える人
  2.  

 今、2つのことができる人についてお話ししました。1つは「ふりかえりのできる人」のことで、2つ目は「探究的学びのできる人」です。それらはいずれも「自分の未来を変える人」になるための基本条件といっても過言ではありません。

 なぜならば、ふりかえりのできる人は、自分が獲得した現在の資質を確認して、軌道修正をする人のことであり、探究的学びのできる人は、まだ分からない未知の世界に踏み出す意欲のある人のことだからです。そしてさらに、自分の未来を変える人になるためには、そのきっかけとなるような様々な機会が必要ですね。

 そこで今年も、2学期にSGH関連のプログラムを用意しています。1つは、高1・2年生を中心に誰でも参加可能なグローバルウィークです。多くは大学の先生が開講するワークショップですが、生徒の皆さんも開講できます。

 また、今年は郁文館グローバル高校や聖学院高校のみなさんも参加して実施することを予定しています。いつもの同じ仲間だけでない人たちとのディスカッションなどは、それぞれの学びを刺激してくれることと思います。

 自分が関心を持つ分野を深めるためでも、自分の見識を広げるためでも良いのですが、事前事後の若干の取り組みが必要です。もちろん、自分で開講する人はそれなりの準備が必要ですが、自分の未来を変えられる人になることは、先輩たちが証明しています。

 それから、極めて限定したチャンスですが、ハーバードプライズブックの受賞も昨年同様に行われる予定です。今年もハーバード大学の同窓会が、高校2年生の1人に英文の本を贈呈してくれる予定です。希望者は要項を読んで応募してください。応募するだけでも、十分に意義のあるものです。

 これらの取り組みは、いずれも本校がSGH校として、5年間に渡って研究開発してきた成果として提供できるもので、生徒のみなさんの未来を劇的に変えるきっかけになる可能性があります。大いにチャレンジしていただきたいと願っています。自分の未来は自分で変える、それがこれから求められる「主体性」かもしれません。

 それでは、まだまだ、暑い夏は始まったばかりのようです。熱中症や水の事故などに十分に気をつけて、また9月の始業式に元気に会いましょう。

良い研究の3条件

 

このページのトップへ