お知らせ

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杏林大学ライティングセミナー参加レポート
9月10日(土)、杏林大学のSGH高大連携企画の一つとして、Ruth Fallon先生の講義が杏林大学三鷹校舎で開催されました。先生は、海外留学希望学生の英語ライティング指導経験が豊富で、今回はその最難関課題であるapplication essay(志望理由書)の書き方について、とても分かりやすい英語で説明して頂きました。講座は全3回。その第1回目の講義でした。
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会には、海外留学を本気で志す他校の高2・3年生数名が集まりました。順天からは高校1年生の女子生徒2名が参加。講義は全て英語で行われました。海外大学の入試制度は、日本のペーパーテストだけの入試とは異なり、書類や面接を通じて「人物を評価」することに重きをおいています。したがって、高校時代に取り組んできたことや大学で学びたい理由を、自分の経験と絡めて魅力的に語り、いかに自分の個性をアピールできるかがポイントとなります。セッションでは、そのためのポイントをRuth先生に整理して頂き、個性を言葉にするためのトレーニングを行いました。次回のセッションでは、それを実際の作文にまとめていく作業を行うようです。
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高校1年生の二人にはやや高度な印象もあったようですが、会の後、一人は「もっと先生の話にくらいついていきたい」と語り、もう一人は「留学を検討していたけれど、本気で留学したいという気持ちが高まりました」と前向きなコメントを残してくれました。今後、こうした取り組みはますます広がっていくだろうと思います。上の2人のように、こうした機会を逃さず、積極的に未来に手を伸ばし、夢の実現に燃えられる生徒達がもっと増えてくれることを心から願っています。そして、我々教員もそうした生徒をこれからも力強く支援していきたいと素直に思える一日となりました。