お知らせ
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2015年度SGH活動報告会を開催しました
2月20日(土)は昼前からあいにくの雨になりましたが、2015年度のSGH活動報告会には、連携大学やSGH指定校、関連団体などから約40名、保護者約30名に加え、本校教員職員など約70名が参加しました。
午後1時30分、本館7階のホールで学校長があいさつした後、本校と高大接続に関する協定を結んでいる杏林大学のPaul Snowden副学長が「SGHと高大接続」というタイトルで基調講演をしました。
今年度の活動の概要を報告した後で、3組の生徒が口頭発表を行いました。
最初のグループは、昨年9月から10月にかけて行ったフィリピンフィールドワークで体験したことを通じて、生徒がどんな課題を発見したのか、英語で発表しました。
次の生徒は「衛生教育による感染症の防止」という題で課題研究発表を行いました。2年間かけて研究した課題と分析、フィールドワーク先での実践の計画とその成果、将来の展望について原稿なしで、自分の言葉を用いて語りました。
3番目の生徒は、「SGHと私」と題して、順天高校に入学してからSGH活動を通じて本人がどのように変化し、主体的にどんな活動に取り組んでいったかという変容の歴史を語りました。
口頭発表の後は、会場を4階に移して、14組の生徒がSGH課題研究に関するポスター発表を行いました。
併設展ではかねてから取り組んでいる主体的な学びの実際を、科学研究、個人テーマ研究、海外留学報告という形で発表し、参観者と活発な質疑応答を行いました。
参加された学校関係者、保護者の方々は、発表者に次々と質問をしてくださり、発表会場には議論の渦巻く知的空間が実現していました。
SGHの課題研究を中心にポスターを見ていただいた埼玉大学の飯島聰教授に講評をしていただいて、3時間余りの発表会を終えました。ご参加の皆様、ご協力ありがとうございました。