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グローバルウィーク・ダイジェスト2021 5日目(11/19実施分)
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2021/12/21

グローバルウィーク・ダイジェスト2021 5日目(11/19実施分)

2016年に、SGHの活動の一環として始まり、「立場を超えて互いに学びあう1週間」をスローガンに、それ以来毎年実施しているGlobal Week。昨年度は感染症の影響による休校期間があって、5日間連続の日程が取れず、変則的になってしまいましたが、今年度は以前通り11月15日(月)~11月19日(金)の1週間を通して実施しました。昨年やむを得ず始めたオンラインでのトピック(話題)も、遠隔地の方や、時間がタイトな方にもお話しいただける、有力な手段であることが実証されたので、今年も一部分のトピックで採用しています。

今回は11月19日(金)に行われた5日目のダイジェストを各トピックの運営担当者よりご報告致します。

◆トピックコード 501
「社会で役立つ発想力の 鍛え方」
 KIT虎ノ門大学院 教授  三谷 宏治 先生 
 参加生徒数  生徒32名 報告者名 小松龍矢

 

1.トピック内容等
人は「知っている」となると「考えないこと」が増える。最初の錯視による図・絵から「見たことがある」とその裏をついて答えを導いてしまって、自分が考えることをしないということに気づかされました。時によっては今持っている「知識や常識」が発想の邪魔になってしまうことがあるのだということ。特に大人になればなるほど、その「知識や常識」というものが増えて、机の前に座って考えるだけになってしまうことがある。小学生などの低学年になるほど、自分の手や頭を動かす機会が多い。例えば、円の大きさを比べるときに、中学生高校生になれば、円が大きいとは半径が大きいことを測ればよいと考えます。しかし、小学生低学年は大きいとは比較してみて比べることにあり、実際に円周を測ってみたり、なぞってみたりすることをする。それらの過程には「なぜ?」という繰り返しの考えがあることで、次なる疑問を生み出していくのだと知りました。

2.生徒の感想
・自分の物事に対する考え方を見直せるいい機会になった。普段当たり前のことだと思っていることにも疑問を抱いて行きたい
・悩むことと考えることは違うと理解したこと。後を考え直すきっかけになった

◆トピックコード 502
「稔りなき秋―食料生産を支えるハナバチの危機」
東邦大学 理学部 生物学科    准教授  下野 綾子 先生 
 参加生徒数  生徒8名 報告者名 栗原好典

 

1.トピック内容等
“私たちが普段食べている野菜や果物などは受粉が必要であり、受粉の方法にも虫や風などいろいろな方法がある。その中で87.5%が動物媒花である。実際に複数の果実・野菜などを持参していただき、動物媒花かそうでないかをクイズ形式で答えさせていました。その後、ミツバチやハナバチの具体的な役割を説明、害虫を駆除するための農薬を使用することによって有益昆虫までも殺してしまっていることなどをパワーポイントを使って解説していただきました。

生徒の様子:果物や野菜などの実際のものの分類など積極的に答えを出していました。

2.生徒の感想
・普段私たちが当たり前に食べている野菜を育てるには農薬が不可欠ですが、そのうちの1つであるネオニコチノイド系農薬は撒く手間が少ない反面、蜂など受粉を促してくれる昆虫の数を大きく減らしてしまっていることを知りました。今後このような農薬が使われることで更に昆虫の数が減ってしまうことが懸念されていますが、私たちが質の良い野菜を求めるがゆえに農家の方々は農薬を使わざるを得ないそうです。これからの生活に関わってくる大事な内容を知ることができ、今まで何気なく食べていた野菜について考え直す機会を得ることができました。

◆トピックコード 503
「国際経営論について」
 中央大学 国際経営学部 教授  咲川 孝 先生

 参加生徒数 22 名 報告者名 鹿島知周

 

1.トピック内容等
大学で実際に実施されている講義形式で話していただいた。大学の講義らしくスライドは英語で作成されており、生徒たちは日本語を提示していただきながら講義を受けた。新たなトピックに移った際は、定義から説明していただいた。耳にしたことのあるような言葉であってもその意味から丁寧に説明しつつ、具体例を挙げながらわかりやすく説明していただいた。そのため、知識がない生徒であっても興味を持ちながら聴いていけるような内容であった。また、企業によって様々な国際展開の戦略があることを分かりやすく話していただき、とてもタメになったと感じた生徒が多いと考えます。

2.生徒の感想
・少し難しい内容だったが、丁寧に説明してもらってよくわかった。グローバルに展開する企業が、その国でローカル化していく過程を知り、社会にとても興味を持った。

◆トピックコード 504
「おもちゃから考えるジェンダーニュートラル【卒業生企画】」
seedlings 大学1年   相坂阿実 先生、佐渡紫 先生、金内佳乃 先生

 参加生徒数 20 名  報告者名  川口純

 

1.トピック内容等
話題提供者は今年の3月に順天を卒業した3名であった。生物学的な性別やジェンダーについての概要の説明に引き続き、ジェンダーニュートラルなおもちゃの価値について話された。グループでジェンダーニュートラルなおもちゃの要素について話し合った際には、色や形、素材によって男女別の固定観念にとらわれたおもちゃを与えるのではなく、どんな性でも使えるおもちゃを与えることで、子ども自身がより選択の自由を持てるようになり、それが多様性を認める社会にもつながるとの気づきがあった。その後、性別にとらわれずに遊べるおもちゃの案を出すというワークショップが行われ、既存のおもちゃやゲームを少し変えたり、新たなルールを作ったり、まったく新しいおもちゃを考えたりするなど、学年を超えての活発な議論がなされていた。

2.生徒の感想
・ジェンダーに関する固定観念は子供のうちに作られやすいので、保護者がよく配慮して子供を教育する必要があると知れた。
・ジェンダーニュートラルなおもちゃを考え出す過程の中で、今ある固定観念というものを改めて認識出来た。
・ジェンダーニュートラルとおもちゃについて考える機会というものもなかったため、ジェンダーニュートラルが取り入れられているおもちゃがすでに多くあることに気づくことができた。

◆トピックコード 505
「脳と心って何だろう〜認知症、精神疾患、発達障害など〜」
学校法人都築学園 日本薬科大学 助教   栗原大河 先生

 参加生徒数 34名   報告者名 吉野裕紀

 

1.トピック内容等
“「生物とは記ではなく想像(イメージ)するもの」というお言葉通り、自閉症、認知症、うつ病が起こる脳のメカニズムを現在わかっている範囲でご説明いただきました。また、その解明をする際の「マウス実験」にはどんなものが適切か、動物実験をする際の3R(Replacement, Reduction, Refinement)を条件に、参加者が考えるワークショップもあり、とても充実した90分でした。

講義後の生徒からの質問…「授業中に居眠りしないようにするには(回答:専門外なので自分で是非調べてみてください)」「なぜ動物実験にマウスを使用するのか(答え:人間の遺伝子と近いから)」などありました。また、講義の後には、自分の進路に関して質問する生徒の列ができるほどでした。”

2.生徒の感想
・”認知症や自閉症など、そのメカニズムの話を聞くことができてよかった。
・自閉症のマウスの実験を見せて頂いたときに、客観的に自閉症の動きがわかって興味がわいた。
・動物実験をする際、3Rというルールにのっとって実験をしている、ということを知れて、よかった。”

◆トピックコード 507
「複数形の権利/自由: 日本、フランス、イスラームにおける観念の交錯を考える」
明治大学 情報コミュニケーション学部  
准教授 横田 貴之 先生/教授 田村 理 先生

 参加生徒数 12名   報告者名 熊木 幸司

 

1.トピック内容等
権利と自由についてという、普段なかなかじっくり考えるような機会がない題材について、グループワークを通じて議論していきました。今回はフランス、イスラームそして日本と3つの国におけるそれぞれの権利、自由とは何かということを中心に、現在起こっていることの事例や、それぞれの国の歴史的な背景などをお話していただきました。権利と自由というものがどの様に交錯し、これから先我々がどの様にこれらのことを扱っていけばよいのか、グループ内で議論を行い、答えのない問いを一生懸命考える生徒の姿が非常に印象的でした。

2.生徒の感想
・ 私もイスラームや、フランスについて偏見を持っていたけれど、共和国の中でお互いを理解することで衝突を止められると思った。
 自由や権利など国によって、捉え方が全く変わるんだなと思った。歴史的背景や宗教がその国の権利や自由に深く関わるのだなと学びました。

◆トピックコード508
「「幸せな国々」北欧の社会システム」
明治大学国際日本学部 教授・学部長   鈴木 賢志 先生

 参加生徒数 31名  報告者名 阿部 邦宏

 

1. トピック内容等
 講座の前半は「北欧諸国の文化や生活様式」の報告会(事前課題、ワークショップ形式)で和気あいあいとした雰囲気でスタート。後半は鈴木先生による講義形式をとったが、生徒は集中を切らすことなく耳を傾けていた。北欧諸国はいずれも幸福度が高く、社会保障の充実が目立つが、先生によればそれらを支えているのは「若者の政治に対する意識の高さ」であるとのこと。参加した生徒は日本と北欧諸国の違いを意識しつつ、日本が北欧に学ばなければいけないことは何か、取り入れられることは何かと、しっかり考えることができていたように思う。終了後も先生を取り囲んで真剣に質問をする姿勢が印象に残った。

2.生徒の感想
・”私が思うに、日本との1番の違いは政治への関心の高さに現れていた。北欧では多くの人々が政府からの利益を受け取れているという実感から、政府を信頼しているようだ。そのため、その政治を作り上げていくのが自分たちであるという実感も強く、若者の選挙への投票率も85%という高い数値であった。この現状を知って、日本でも未来に影響を受けるのは自分たちである、という先を見据えた人が多くなればいいなと感じた。また、現状に問題がなければ大丈夫だろうという考え方がいかに甘く、自分たちを苦しめるものであるかも北欧との対比を通して気付かされた。自分たちで責任を負って未来を切り開いていく、という北欧の考え方を私も心に留めて生きていきたい。

◆トピックコード509
「わたしたちの日常生活と国際経済のつながり~身近な商品から世界の経済との関係性を考える~」
日本大学国際関係学部 准教授   小田正規 先生

 参加生徒数 6名 報告者名 塩谷昇平

 

1. トピック内容等
 ” 私たちの日常はあらゆるところで世界経済と繋がっている。身の回りのものは殆ど輸入品。家電などもマレーシア、インドネシア製が多い。この理由は、国内の人件費が高いから。国内での食糧需給率が低いのもこれが原因で、国内での自給率を高めようにもコストがかかりすぎる。かといって、輸入品に頼ってしまうと、輸入国から何かしらの影響で規制が生じると需要に応じられない。

 関税は日本の産業を守るためにかけられる税金である。関税が大きく変化しても販売価格には大きな変化がない可能性がある。例えば牛丼1杯を例に考えてみる。牛丼1杯を税込み426円としたときに、この牛丼の原価率が40%であったならば、原価は約170円。さらにその原価の中でアメリカ産牛肉の値段は40%とするなら、約68円である。ここでもし、アメリカ産牛肉の関税が20%引き下げられたとしよう。値段の差は20円にも満たない。

 貿易自由化をすべき理由として、関税を下げることだけではなく、「日本は最先端の貿易ルールを率先して作り、ビジネスをしやすくしようという国である」と世界にアピールする必要があげられる。データが自由に売買され、国境の概念がなくなっている昨今で、だからこそ自由貿易に参加する意思を示していかなければならない。柔軟な考え、新しい発想を持つ若い世代が中心となって、積極的に参加してもらいたい。”

2.生徒の感想
・関税や原価率について今まで知らなかったので、仕組みが分かって楽しかったです。

◆トピックコード 510
 「国際社会学ーあなたの知らない「イギリス」?」
法政大学 准教授   福井令恵 先生

 参加生徒数13名   報告者名 齋藤成利

 

1. トピック内容等
“イギリスは4つの国からなる連合王国であり、その一つには北アイルランドという国がある。それがイギリスの正式名称「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」という一風変わった国名の由来でもある。その北アイルランドという国の成り立ちや、宗教、領土問題、独立運動、紛争などといった歴史についての内容を詳しくお話しいただいた。特にアイルランドが南北分断された後の紛争については、国際社会学にとっての地域紛争という観点からお話しいただいた。

北アイルランド紛争は「価値の戦争」と「利害の紛争」という考え方ができ、それはつまり「宗教戦争」と「不平等や植民地主義の戦争」と言い換えることができる。このことから、ほとんどの地域紛争は、民族的・宗教的な排他主義だけでは説明できず、背後には経済格差や政治的な力の差が関係しているということであった。その紛争の引き金は何か。紛争以前の不平等(植民地時代から続く)なのか、1960年代のカトリック公民権運動なのか。それはイギリス系住民とアイルランド系住民で異なる「物語」であり、異なる視点から考えてみることが重要であるということを学ぶことができた。” 

2.生徒の感想
・最初は難しい話かと思ったが、最後の方のグループワークで理解が深まりとてもいい経験になった。

◆トピックコード 512   
「今日はどんな日? 占いから覗き見る中国古代の社会
 杏林大学 外国語学部 教授 森 和 先生 
 参加生徒数 21名 

 

1. トピック内容等
 ※ただいま準備中です。

2.生徒の感想
 ※ただいま準備中です。

◆トピックコード 513    
「地域をつなぐ 渋沢栄一のパンづくり」
フジパン株式会社 マーケティング部 統括課長   石井 健介 先生 
 参加生徒数 22名  報告者名 田中 公男

 

先日フジパンより発売された、「リンゴのケーキ~タルトタタン風~」の共同開発に携わった4人の生徒から、このプロジェクト(渋沢栄一プロジェクト)の概要説明があった。その後、5つのグループに分かれ、「渋沢栄一に関連したパンを販売するとしたらどんなパンをつくりたいか」というテーマで40分のディスカッションを行った。現在販売されているパンを見ながら、事前課題で考えてきたパンのアイデアを形にし、袋のデザインを考えた。前半は議論が深まらなかった班も、チームワークを発揮し、すべての班が商品の企画を考えることができた。商品名は「幸せのおすそわけパン」「BANKパン」「おさつパンデニッシュ」「KKK(カニクリーム)パン」「まるごと梨パン」であり、各班ごと、3分間でその商品についてプレゼンテーションを行った。その後、渋沢栄一プロジェクトの担当者であるフジパンマーケティング部統括課長の石井健介さんより、総評と優秀班の発表があった。評価は、プレゼン力、商品力、コンセプト、チームワークの4観点、計20点で行われ、17点の高い評価を得た「BANKパン」が1位を獲得した。プレゼン力が最高で、実現性もありリアルなイメージが湧くとのお褒めの言葉をいただいた。今回行ったディスカッションはパンづくりの現場では頻繁に行われており、毎月80品の商品を開発するため、いかに差別化をはかりパンに興味を持ってもらうかを常に考えているとのことである。商品開発の一部を体験し、主体的に活動ができた有意義な90分であった。

2.生徒の感想
・パンだけでなく何を作るにしても、たくさんの人が携わっていることがわかったこと。
・生産者側の視点を学べた
・パン作りは大変で、競争相手もいるからもっと大変なんだなと思いました。何気ないパンの名前やパッケージも、沢山工夫がされているのだなと思いました。

◆トピックコード 514
 「その果物は誰が食べる?果物の性質を動物との相互作用から理解しよう。」
東京大学農学部 助教    深野裕也 先生

 参加生徒数 22名  報告者名  亀田麻記子

 

1. トピック内容等
植物は動くことができない。そのため、より高い確率で子孫を残すために、自分から少しでも離れた場所に種子を散布する方法を進化させてきた。そのうちの一つが、動物による被食散布である。植物は実を動物に食べてもらい、フンとして種子を運んでもらいたいが、その好みの動物種は植物によって異なる。果物には樹上で熟すタイプと、木から落ちて初めて熟すタイプ(追熟)があるが、その進化生態学的な意味は何なのかを深野先生は考えた。樹上で熟す果実は鳥を、追熟する果実は地上歩行動物を、種子散布者として選び、追熟する果実は樹上で鳥にむやみに食べられないよう熟す前に地上に落ちるよう進化したのではないかという仮説を検証された。

生徒:
身近な題材がテーマとあって、よく講義を聞いていた。生徒から質問も複数出て、終了後も講義内容についてのディスカッションや、研究・大学の学部選び等について相談するなど、積極的に先生と交流していた。

2.生徒の感想
“・今まではフルーツを見た時に、「美味しそう」などとしか思わなかったけど、今日の話を聞いてフルーツにある背景を想像できるようになった。植物は動けないから、色々な工夫をして繁栄していくのがすごいと思った。
・分からないことがあればすぐに調べ、いろいろなことに興味、探求心を持つことが大切だと思った。
・植物は食べられたくない部分にトゲや毒をつけたり、鳥に食べてほしい果物は目立つ色で赤や黄で非追熟果物、動物に食べてほしい果物は色は地味な色で芳香が強く追熟果物というように誰に食べてもらうかによって特徴を変えていて果物は面白いなと思った。

◆トピックコード 515
 「古典の面白さ・イギリス大学院進学について」
青山学院大学文学部比較芸術学科  支援事務助手  小畑遥香 先生

 参加生徒数 15名  報告者名 和田玲

 

1. トピック内容等
古典には難しくとっつきにくい印象を抱きがちだが、その面白さは、私たちの日常の出来事にも通じる普遍性がある事実についてお話頂いた。また、美術史・演劇・映像・音楽など芸術一般の魅力を幅広く学ぶことができる青山学院大学文学部比較芸術学科に在学しておられた時、そこで聴講した西洋演劇の授業をきっかけに、シェイクスピアの魅力に取りつかれたという小畑さん。大学卒業後は、シェイクスピア学に特化した大学院プログラムを持つ英国の名門、バーミンガム大学大学院へ留学。そこに至る学習の工夫や修士課程の厳しい学問生活をいかに乗り越えてきたかについて、実経験に基づく興味深いお話をシェアして頂いた。大学の所在地でシェイクスピアの生誕の地でもあるストラットフォード・アポン・エイボンでの生活中には、街のあちこちで演じられるシェイクスピア作品の野外公演を鑑賞したり、彼の生誕の日には街中の人々と共にバースデイソングを歌ったりするなど、英国独特の生活文化に触れられるとのこと。最後に、外国での生活文化を知ったからこそ、より一層日本文化の持つ魅力を知り、より深く魅了されるようになったという。この結びの言葉に、多くの生徒が首肯していたのがとても印象的だった。生徒たちにとって、非常に有意義な文化芸術論講座であったことは、講座後に小畑さんを囲む生徒たちの生き生きとした表情(写真参照)が明確に物語っている。

2.生徒の感想
・美術史に興味があり、大学で美術史を学びたいと思っていたので、青山学院大学の比較芸術学科が美術だけでなく、音楽・映画も学べると知り、興味を抱きました。また、古典派漫画やアニメを読むことで面白さに触れることができたと聞き、ぜひ読んでみたいと思いました。好きな事を突き詰めることで(イギリスの文化を学ぶことで)、今まで気が付かなかった日本文化の魅力に触れることができたというお話をうかがい、好きな事が何に役立つか、好きな事から何が学べるのかを考えることが大切だということを知りました。

◆トピックコード 516    
 「身の回りのマーケティング」
横浜市立大学国際商学部  准教授
   柴田 典子 先生
 参加生徒数 14名 報告者名  高橋 昌伸

 

1. トピック内容等
マーケティングとは何なのかを,具体的な例を通して生徒にわかりやすく解説していた。その内容は、スーパー等に5種類の砂糖を陳列する時、どのように陳列すればよく売れるかというテーマのもと代表の生徒の意見をまず聞き、その後に最も正しい陳列の仕方に並べ替えていた。

2.生徒の感想
・”私が大学で学びたいことがマーケティングだったので、マーケティングについて知れて進路に役立ちました。マーケティングがscienceということが驚きました。

◆トピックコード517
 「日本が世界で行う開発事業。 環境破壊を防ぐ驚きの仕組みとは」
東邦大学  准教授    柴田 裕希 先生 
参加生徒数 1名 報告者名     三井田真由美

 

1. トピック内容等
“ JICAの有償・無償の開発援助の事例紹介。(インドの港の開発事業、バングラディシュの石炭火力発電の開発事業など)JICAの開発援助には1年間で2兆円も使われていて国連と同じくらいの金額になる。現地のモニタリングしながら現地の役に立つ開発を目指している。

 一方で、世界の自然環境は危機的な状況にある。生物は20分に1種絶滅しえいるといわれ、絶滅したものは復活しない。生態系サービスは、供給(8割が自然由来)・調整・文化(精神)・基盤の4つだが、過去50年間で生態系サービスの60%を失っている。日本は生物多様性のホットスポットと言われるが、絶滅したものも多い。

 生物多様性オフセット Biodiversitey Offset)は、失われた自然環境を違う場所に移すという考え方。同じ価値を復元するということを目指している。
 しかし、それは本当に復元できるのか?この問いに対し、生徒と話し合う時間を設けた。”

2.生徒の感想
・”日本が世界で行っている開発事業のことは全然知らなかったのでとても興味が湧いた。開発事業と環境問題をどう両立していくかというのが大きな課題だと思った。その解決案も今出ていることもわかって、けどそれにもまだ課題はたくさんあるのでどう解決して行くかが大事だと思った。とても少ない人数だったので色々な話をしてもらえてとても充実した時間を過ごすことができた。”

 

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