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SGH課題研究ワークショップ(方面別)
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お知らせ

SGH課題研究ワークショップ(方面別)

2016年入学の高校1年生のSGH課題研究は学年の生徒全員が取り組んでいます。来年の夏に6コースに分かれて全員が出かける海外研修旅行の出先で実地研究をすることを研究計画に含めて、様々なグローバル課題に立ち向かいます。

本日は、研修に出かける6つのグループに分かれて事前研修会を開きました。6コースの中から、台湾、オーストラリア科学研修(ブリスベン)、タイの3つの内容をご紹介します。

台湾1

台湾コースでは個人研究テーマの提出日。追加事項として、「いつ」「どの場所」で行うかを追加記載してから提出しました。今後2月10日は台湾語講座が開催される予定です。また、本校の卒業生のご家族の紹介で、台北近郊の高校(高級中学)で、日本語を外国語として学んでいる生徒と交流ができるかもしれないことがわかりました。日本語の練習に文通がしたいという希望があり、文通相手になってくれる生徒を募集しました。

ブリスベン2

ブリスベンコースでは、2月4日に杏林大学で行われる実験実習に向け,実験内容に関連する基礎知識を修得するためのワークショップを行いました。まだ授業では扱っていない内容に関する大学入試問題に対して,必要な情報を3人グループでPCなどを使用して調べ,正解にたどり着けるかというものです。悩みながらも協力して一つ一つの用語を調べ,積極的に取り組みました。

タイ2

 タイ研修旅行事前研修では、杏林大学の赤嶺恵理先生(外国語学部観光交流文化学科)をお招きして、「国際協力」、「援助」について考えるワークショップをおこないました。ワークショップをおこなうにあたって、赤嶺先生が授業や研究で大切にしていることについてのお話がありました。それは「見ようとしなければ見えないものを見る力」が大切なのだというお話でした。当たり前に思われていることや意識しなければ気づかないことに対して、敏感になり本質を理解しようとする姿勢が大切ということです。そのことを踏まえて、「国際協力」や「援助」についてグループワークを通して考えていきました。自分の「ものさし」で他者の状況を考えて行動してしまうと、相手の尊厳を傷つけたり、相手の幸せを奪ったりすることにつながるかもしれない。そのことに気づかせてくれる時間を過ごせたと思います。

 タイコース生徒の感想

・ボランティアがただの自己満足にならないように、私たちは勝手な先入観で他者の立場を判断せず、「見えないものを見ようとする」ことを心がけ、他者のことを考えなければいけないと思った。

・私は「貧困=ものがない」というイメージがあったが、少し概念が変わった気がした。固定している概念をそのまま持ち続けるのではなく、当たり前と思っていることに対して、疑問に思う心を大切にしたい。

 

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