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”EUが順天高校にやって来た!” スウェーデン大使が順天高校に来校
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お知らせ

”EUが順天高校にやって来た!” スウェーデン大使が順天高校に来校

11月15日(火)にスウェーデン大使館よりマグヌス・ローバック大使(Ambassador Magnus Robach)がお越しになり、高校1年生を対象に貴重な講演をいただきました。こちらは「EUがあなたの学校にやってくる」という企画で、EU加盟国大使や外交官が日本全国の高校を訪問し、EUの役割や仕事について話をしてくださるというものです。

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ローバック大使は、ノーベル賞で知られるスウェーデンのストックホルムのご出身です。スウェーデンは日本と同じくらいの面積ですが、人口は1千万人です。9万の湖があり、四季の温度差が顕著で、季節ごとに特有の美しい自然が観賞できます。公用語はスウェーデン語で、スウェーデンの90%の人が英語を話すということです。

講演は、”EUとは何か”という説明から始まりました。EUはヨーロッパ諸国が集まった組織で、平和と繁栄のために緊密に協力をすることを目的としています。各国の違いを認識し尊重しながら協働する“多様性の中の統合”であり、同一化するものではありません。「サッカーのように役割が違う人々が集まり、1つのチームとしてまとまる」というローバック大使のアナロジーが的確で分かりやすいです。

協力、協調を示すように、12個の星が均等に並んだ輪がEUの旗の印です。EUは現在28か国加盟国がありますが、現在離脱しようとする国や新しく加盟を希望する国もあり、全体的に大きくなっている組織だということです。もともと、EUは欧州石炭鉄鋼共同体という6か国の組織から始まりました。第二次世界大戦後、戦を繰り返さないという決意から誕生したもので、戦争の武器生産に必要な鉄などの生産を、一つの国の独断で決められないように管理をする目的から始まっています。

EUに加盟するためには、民主主義であること、市場経済、法の支配があり、人権が確立しているという4つの要素を満たしている必要があります。またEU加盟国が守るべき共通の法律もあります。これにより貿易、移動、サービスの移動、資本の移動が自由に行うことができます。自由な往航も歓迎すべきものですが、現在EUは非常に難しい問題に直面しています。それは難民問題です。EU共通の対策が構築されておらず、ローバック大使は「ヨーロッパは複雑で、難民問題は難しい」と話していました。

EUと日本は民主主義と人権尊重という共通の価値を持っています。この点で協力していることがたくさんありますが、今後日本の学生のEU留学、研究、イノベーションの分野でもEUと日本の連携が大きく発展することを期待しているといいます。

講演の最後に、大使のお話に基づいて、理解度をチェックする○×クイズがありました。学生たちは手をあげて○か×かで回答しましたが、皆しっかり理解していました!

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講演の後は、応募した5名の学生がローバック大使を学校内のツアーにお連れしました。まず図書館に行き図書館の説明、そしてカフェテリアに移動し食券の購入方法を説明しました。図書館では大使は、「期日を過ぎても、本を返さないとどうなるの?」と学生に尋ねると、学生は「レッドフラッグになります」と回答し、楽しい会話を持ちました。

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その後、ローバック大使に直接質問をする機会を設けました。質問は「次期アメリカ大統領にトランプが選ばれたが、EUに影響がありますか」、「パスポートなく行き来できるということですが、テロ対策は具体的にどうなっているのですか」とか、「スウェーデンと日本の外交の始まりはいつですか、また今後はどうなりますか」というような質問があり、大使は1人1人の質問に時間を厭わず、具体的かつ論理的に生徒が納得するまで時間をかけて丁寧に回答してくださいました。

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シンガポールから昨日帰国した大使でしたが、学生との対話に時間をかけてくださいました。まるで大人相手の記者会見と同じように、真剣なお答えをいただきました。学生は緊張気味でしたが、大変に貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございます。

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