岡山学芸館高校・郁文館グローバル高校との探究交流
8月8日〜9日に本校Eクラス(英語選抜類型)の高校生20名が、岡山学芸館高校および郁文館グローバル高校の生徒合わせて15名と探究交流会を実施しました。交流会は今年で三年目となります。
・目的:年度末の成果発表ではなく、途中経過を共有することで今後進めていくヒントを得ることや「探究活動」にともに向かっていく仲間を増やすこと
・今回のテーマ:今後進めていくヒントを各生徒が持ち帰ることができるように、フィードバックを充実させる
・留意点:聞き手の人が受け身にならないように、「自分がこの研究をするなら」という視点を大切にし、他の生徒の探究も可能な限り自分事化して考えていくようにする
・1日目:5人のグループに分かれ、各自が自身の課題研究について発表を行い、皆でそれぞれの研究の向上に向けて意見を出し
・2日目:各生徒が行き詰まりを感じている段階ごとに3人ずつのグループに分かれ、1人あたり40分ほどの時間をかけて、それぞれの課題研究をグループメンバー皆で進めようと奮闘
・成果:フィードバックの量、質ともに高まり、様々な観点で思考したことが翻って自身の探究の進化にもつながるような可能性を見出すことができた
以上のように充実した2日間となりました。また、今年度は新たな取り組みとして、フィードバック者の数・属性の多様化も目指し、本校Eクラスの卒業生10名、岡山学芸館高校の卒業生1名も会に参加してもらいました。高校時代に探究活動に積極的に参加し、その内容を大学受験に繋げたり、大学での学部学科選択に繋げた「探究活動の先輩」からの助言は生徒に響くところが多くあったようです。高校時代に同じように何度も探究活動で壁にぶつかり、都度それを乗り越えたという体験談は、現役高校生に勇気を与えてくれるものとなりました。
今後も、特に次の点を大事にしながら探究活動の充実を図っていきます。
① 成果だけではなく、その過程を大切にしていく
②学びへのモチベーションやワクワクを高める
③多様な人がそれぞれの強みを活かして他者と繋がり貢献できる時間を確保する
④イキイキとその学びに前向きに取り組むことができるような場づくりをしていく